Steins;Gate #22 存在了解のメルト

シュタゲ　第22話。
紅莉栖の想いと倫太郎の決断―――。
以下感想

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助手

倫太郎は紅莉栖と合流
紅莉栖にも以前の世界線の記憶があった。
倫太郎のまゆりへの想いを知っているからこそ、
倫太郎に協力したいと思っていた。
紅莉栖が事態に対する理解力に異常に優れていた裏には
こういう理由があったんですね。

紅莉栖は倫太郎に「まゆりを助けて」とお願い
しかしそれは「紅莉栖を見捨てる」ことと同義。
当然倫太郎にそんなことできるわけがないのですが、
紅莉栖は「このままでは岡部が壊れてしまう」と説得。
「Dメールが送られなかった最初の世界線に戻るだけ」
確かにその通りだけど、
これまで誰よりも近くで支えてきてくれた仲間を
そうカンタンに割り切ることはできないですよね。

世界線が変わるって、どういうことなんだろう？
倫太郎がベータ世界線に移動しても、
今ここにいる私が死ぬ保証はない。
あらゆる世界線にいる自分の意志が繋がって、
今の自分があるのでは？
「記憶の保持」ではなく「記憶の共有」
これこそがリーディングシュタイナーの正体なのかもしれませんね。

ゴール

誰よりも大切な人のことを、忘れるわけがない
紅莉栖に愛の告白をする倫太郎に、紅莉栖はファーストキスでお返し。
ここまできてまだツンを保とうとする紅莉栖がメチャ可愛いですね！
「岡部が思い出してくれれば、そこに私がいるから」
こんな風に思えるほど、紅莉栖にとって「倫太郎とのこれまで」は
かけがえのないものだったんでしょうね。

紅莉栖は秋葉原を出発、そしてDメールを消去
そこへ紅莉栖が告白の返事をしに現れますが、時すでに遅し。
世界線は変動、念願の1％を突破、
華麗なる勝利宣言をする倫太郎に、
まゆりは「自分のために泣いていいんだよ」と発言。
もう鳳凰院凶真の仮面を被らなくていい、
孤独な戦いに終わりを告げる発言ですね。

鳳凰院凶真と同じように、電話レンジもまた死ぬべき
こうしてまゆりを救うための戦いは終わりを迎えましたが、
突如倫太郎に鈴羽からの電話が。
鈴羽がこの時代に現れたのは「第三次世界大戦」を防ぐため、
まさかの超展開に超ビックリです。

まとめ

前回がまゆり回っだったため、やはり今回は紅莉栖回。
正ヒロインとして圧倒的な貫禄を魅せつけてくれた分、
いなくなったときの喪失感がハンパなかったですね。
まぁでも正ヒロインがこのままフェードアウトするわけがない、
必ず再登場するだろうと信じてますよ！

ってなわけで今回の妄言です。

第三次世界大戦
まゆりを救う戦いは紅莉栖との別れという形で決着がつきましたが、
そこへ第三次世界大戦という新たな問題が浮上。
今回の「ベータ世界線に到達」がグッドエンド、
「第三次世界大戦の阻止」がトゥルーエンドってカンジなのかな。

今回の鈴羽が、自分がダルの娘であると自覚していることから、
ベータ世界線に移動したことによって
(未来の)世界がこれまでとは大きく変わっていることがわかります。
しかし現代に鈴羽が現れたということは、
タイムマシン自体は相変わらず存在しているようですね。
(今回ラストで倫太郎が電話レンジを処分したにも関わらず)

アルファ世界線での「SERNによる支配」も
タイムマシン(というか電話レンジ)が原因となっていましたし、
ベータ世界線での「第三次世界大戦」も
その根っこにはタイムマシンが関わっているのでしょうね。
とはいえこの世界線での電話レンジは倫太郎の手で処分済み、
となると「電話レンジ以外のタイムマシン関連の何か」が
第三次世界大戦を引き起こす原因となっているのではないでしょうか。

ここで頭に浮かぶのがやはり「牧瀬紅莉栖」と「タイムマシン講演会」
そもそもなぜ紅莉栖はラジ館で刺されてしまうのか、
そして刺された後紅莉栖は本当に死亡しているのか？
カギを握るのはやはり紅莉栖なのでしょうね。

心配なのが紅莉栖抜きで、倫太郎(と鈴羽)だけで
第三次世界大戦を防ぐことができるのかです。
早速紅莉栖再登場フラグがたっているのですが、
次に倫太郎が会う紅莉栖は少なくとも「助手」ではないんですよねぇ。
今回の「助手」とのギャップが、
倫太郎と我々視聴者にとって大ダメージとなるでしょう。