神様のメモ帳 Page.8 僕は運命を信じない

神様のメモ帳　第8話。
四代目と錬次の物語の行方は―――。
以下感想

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やるべきこと

襲撃された四代目の意識は戻らず
錬次への怒りを募らせる平坂組の連中、
そこへ錬次の居場所が判明したため
殴りこみに行く気マンマン。
一方、彼らと同じように
どうしていいのかがわからない鳴海でしたが、
四代目の意志を知り目を覚まします。
リーダーの意志を何よりも尊重し冷静に動ける人材は
血気盛んな平坂組の連中にはいやしない、
四代目が鳴海に組を託した理由がよくわかりました。

鳴海は約束通り、四代目に代わり平坂組を仕切ります
このタイミングで錬次の居場所がわかったは罠、
四代目のためにも何としてもライブを成功させなければならない。
「組は僕が仕切る」という鳴海の啖呵に
平坂組の連中は「タマを預ける」ことを決めます。
いよいよ本格的に組の中核となった鳴海、
学生の分際で貫禄がついてきましたねｗｗ

錬次の誘いが外れた今、次は向こうから仕掛けてくる
ライブ本番に襲撃が来ることが濃厚、
しかしこちらにも一つ切り札がある。
それを生かすためにも鳴海は
自分にできる唯一の仕事「ライブの準備」に没頭。
にしてもアリスの助言はホント的確ですね。

絆のTシャツ

ライブ本番、鳴海は錬次を誘い出します
「錬次のTシャツ(のレプリカ)」の誘いにのってやってきた錬次に、
アリスは事件の真実を告げます。

錬次のTシャツとライブイベントのTシャツの製作者は同一人物
・ヒソンを刺したのはヤクザの元嫁で、
　刺されたヒソンは女性としての機能を失った。
・ヤクザは事件を隠蔽するために多額の金を渡した。
　これが四代目の受け取ったとされる金だが、
　これはヒソン(＝ヨシキ)が洋裁店を始めるための費用へ。
・四代目が真実を隠していたのは、
　錬次に悲惨な真実を知られたくなかったから、
　ヒソンを守れなかったことに責任を感じていたから。
潔白すぎる錬次のためを想って
責任感の強い四代目は悪役を買ってでたのでしょうけど、
一人だけ真実を隠されたままというのは逆にツライのでは？
対等な盃を交わした仲だというならなおさらです。

そこへ病院から抜けだした四代目が登場
ついに顔を合わせた四代目と錬次、
「組のしきたり」として殴り合いのケンカを開始。
さっきまで意識不明の重体だったってのに、無茶するなぁ。
そしてライブは無事終了、未成年に酒を薦めるなよｗｗ

大阪へと戻る錬次へ、鳴海は「忘れ物」を届けます
鈍感な鳴海はどれだけアリスに想われているのかわからない、
で、結局、アリスにとって鳴海の存在の価値は何％ぐらい？
「忘れ物」の一つはトレードマークのゴーグル、
もう一つは四代目の手でようやく完成した代紋入りのTシャツ。
道は違えど絆は変わらずですね。

まとめ

4話に渡って描かれた平坂組の物語も今回で完結。
鳴海にも主人公らしい活躍が用意されており、
「四代目と錬次の友情は不滅だった」という後味の良い結末で、
納得のクライマックスでした。
尺を使い過ぎなカンジがしないと言えばウソになるのですけど、
鳴海の物語上の役回りがハッキリとしただけでも
十分な価値があるのではないかと思います。

次回は心機一転、野球回みたいですね。
第4話のようにサクッと楽しめ
ホロリと感動できるエピソードを期待です。