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神様のメモ帳 第7話。
明らかになる四代目と錬次の過去、
そして二人の義兄弟である鳴海の選択は―――。
以下感想
義兄弟
四代目と錬次の過去二人はかつて「ヒソン」と呼ばれる女性と3人で暮らしており、
ヒソンは二人にとってとても大切な存在だった模様。
しかし錬次によると、ヒソンは四代目にヤクザからの盾にされ死亡、
さらに四代目はヒソンから金を盗っていったそうです。
錬次の目的とは四代目が築き上げたものをすべてぶち壊すこと、
四代目への怒りこそが錬次から見え隠れしていた「狂気」の正体だったのか。
洋裁店の店長、ヨシキとの会話で
四代目と錬次が交換した大切なモノが判明交換したモノとは「言葉」
東京出身の錬次は関西弁を、
関西出身の四代目は標準語を使っていました。
いまでも口調がそのままってことは、
やはりお互いかつての関係に未練はあるのでしょうね。
そして立ち仕事ができないというヨシキ、
腹部が悪いようですが、まさか・・・。四代目と錬次に残った唯一のつながりこの二人と義兄弟の契りを結んでおり、
この二人の間には何か誤解があると信じて疑わない鳴海は、
涙ながらに四代目を説得。
そして四代目はアリスに正式に錬次の調査を依頼。
依頼を請け負った途端錬次の情報を持ち寄りまくるニート連中、
コイツらにとっても錬次は大切な元仲間ですものねぇ。
真相へ
探偵がしてはいけないことを平然とする鳴海探偵であるアリスは他者の真実を明らかにするのみ、
対して鳴海は他者の想いを言葉にする。
これこそが鳴海とアリスの決定的な違い、
探偵であるアリスが持ち得ない(というか持ってはいけない)力ですね。
アリスが暴いたヒソンの真実・ヒソンは昔四代目と錬次が対立していたヤクザの愛人
・そしてヒソンの死後、ヤクザの手によって四代目に金が支払われた
もうこの時点すでにで、四代目と錬次とヒソンの関係の裏に
とてつもなくどす黒いものが隠れていることがわかりますね。
ニートたちの情報収集でさらにヒソンの真実が明らかに・ヒソンを刺したのはヤクザの妻
・最初から狙われていたのはヒソンで、
四代目はヒソンを庇おうとして肩を負傷
・ヒソンは妊娠をしており、
ヤクザの妻に腹部を刺された後ヤクザの手で運ばれた
そしてアリスは鳴海の着ていたライブスタッフ用Tシャツを見て
何かに気づいたようですが、時すでに遅し、
四代目が襲われたと知らせが・・・。
まとめ
3回に渡って繰り広げられた一連の騒動もいよいよ佳境へ。
正直尺が長すぎてダレてきた感じがしないでもないですが、
次々とどす黒い真実が浮き彫りになり、
クライマックスに向けて一気に盛り上がってきましたね。「物語」とは人々の想いの積み重なり。
他者の想いを言葉にし、繋ぎ合わせる鳴海こそが、第1話でちょこっと述べられていた「作家」なのでしょう。主人公のくせしてどこかその存在理由が
よくわからなかった鳴海ですが(超失礼ww)
ここに来てようやく役割がハッキリとしました。
この事件のキーパーソンであるヒソンの正体は
やはりヨシキなのではないかと思います。
錬次がヒソンの死に顔も見れていないためということは、
ヒソンが本当に死んでいる確証もない。
性別についてはヤクザから逃れるために
性転換でもしたのなら納得ができます。
ヨシキの作ったライブスタッフ用Tシャツを見た
アリスの反応も気になりますしね。
ついに事件の真相と当事者たちの想いにたどり着いた鳴海。
四代目と錬次の物語の結末は・・・。
次回がとても楽しみです!
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