
シュタゲ 第19話。
倫太郎はついに萌郁と直接対決―――。
以下感想
独りじゃない
「どの世界線でもあなたは独りじゃない、私がいる」事情を察した紅莉栖は倫太郎に快く協力、
萌郁を探す倫太郎の代わりにデッドラインを確認します。
相変わらず素晴らしい助手っぷりですねこの助手は。萌郁の自宅へと訪れた倫太郎ですが・・・萌郁は自宅にて独り自殺。
Dメール消去への手がかりをなくした倫太郎は、
デッドラインを確認した後に萌郁が死ぬ前へとタイムリープ。
まゆりの死にも淡々としたリアクションの倫太郎ですが、
これは「慣れ」というよりも「疲れ」の部分が大きいのでしょうね。
倫太郎は自殺をする前の萌郁と接触FBからの連絡がないと意気消沈な萌郁。
倫太郎は文字通り力づくで萌郁から携帯を奪い取り、
その携帯から過去のDメールを打ち消すDメールを送信。
相手はまゆりを殺した張本人、怒り大爆発といったカンジですね。
依存
Dメールを送ってもリーディングシュタイナーが発動しないなぜなら萌郁のDメールの本当の文面は
倫太郎の知っている文面とは違っていたから。
本当の文面を知るために再び萌郁と取っ組み合いに。
どさくさ紛れに萌郁の唇を奪う倫太郎ですが、
さすがにこれは羨ましいと思えないなぁ。「FBは私のすべて」萌郁の行動はすべてFBの指示によるもの。
顔も知らないけどお母さんのような存在で、
唯一の居場所をくれた命の恩人。
倫太郎はそんな萌郁に
「お前はFBに裏切られて独り寂しく自殺する」と宣告、
仕方ないこととはいえ、残酷な仕打ちですね。
Dメールの本当の文面(IBN5100は神社にある)を知った倫太郎は、
改めてDメールを送りますが・・・そのDメールでもリーディングシュタイナーが発動せず。
倫太郎はFBでなければ萌郁が従わないと推測し、FBを追うことに。
そんな倫太郎に萌郁はIBN5100の所在を伝言、
この萌郁の心変わりは「萌郁の死」を
倫太郎が覆そうとしてくれているからでしょうか。
まとめ
今回はまゆりの死の直接の引き金である萌郁との直接対決。
絵的にも内容的にもショッキングな場面の連続でしたね。桐生萌郁という人間がいかに弱いかが明らかになった今回。
あまりにも哀れすぎて彼女を恨む気にもなれないです。
今回もキャラ別エピソードということで
物語自体はそれほど進行しませんでしたが、
次回はついにIBN5100も戻ってきますし
クライマックスに向けて一気に物語が進行していくことでしょう。
ってなわけで今回の妄言、
またまた無意味に長く&痛くなっております
FBの正体萌郁たちラウンダーを裏から操り、
倫太郎からIBN5100と電話レンジ(タイムマシン)を奪おうとするFB。
SERNの支配構造を維持しようと働きかけている点、
そして現在の萌郁と携帯メールでやり取りしている点から、
「未来からタイムマシンかタイムリープで現在へとやってきた人物」
だと考えられます。
そして個人的には以下の二人が有力だと思っています。
1.天王寺綯(小動物)
2.牧瀬紅莉栖(助手)まず一人目の小動物について「いまだに深く掘り下げられていない唯一のキャラ」
というものすごく安直な理由だけで疑っているのですけど、
彼女がFBだと合点がいくことがいくつかあるんですよ。
一つ目はFBがラウンダーという組織を結成しメールで指示を出し、
そしてメンバーに姿すら見せようとしない点です。
人類の未来を左右する重大な大仕事だというのに、
ただ裏で指示しているだけというのは責任感がなさすぎです。
となるとFBは「誰かを利用せざるおえない状況」
にいると考えるのが自然です。
FBが「小動物」呼ばわれされるほどの小さい子供として
この時代にやってきているとすれば、
(具体的にはタイムリープで子供の身体に未来の記憶を宿した状態)
組織を作って自分の代わりをさせるのが自然な流れですよね。
二つ目が「FB」という通り名そのもの。
「F」についてはよくわからないのですけど、
「B」については真っ先に思い浮かぶのが「ブラウン(管)」
少し安直すぎる気がしますが、
ダル(橋田至)=バレル・タイターの例もありますし、
結構単純な理由で名前をつけているのではないかと思います。
思い返してみれば、Dメール完成の決め手となった
「ブラウン管がリフターの役割を果たしていた」
という偶然も、偶然にしてはあまりに出来すぎています。
ブラウン管についても、SERNの中枢についても、
小動物なら誰にも怪しまれずに
ラボと接続することができたのではないでしょうか。
それと
第13話でのまゆり殺害についてもいまだに疑っています。
次にもう一人の紅莉栖についてこれは彼女が「あまりにも状況の理解が早すぎる」のと、
「唯一判明している未来でのSERNのメンバー」だからです。
理解が早すぎる点については紅莉栖が天才であることと、
何度もやり直しをしていくうちに倫太郎の説明が洗練されたのだろうと
納得することができます。
しかし今でこそ倫太郎にとっての助手である彼女が、
未来ではSERNのメンバーであることを忘れるわけにはいきませんね。
今の紅莉栖を疑いたくはないのですけど、
それ以上に鈴羽のことを疑うことができません。
それにもし紅莉栖がすべての元凶だとしたら
第1話での「紅莉栖が刺された」にも
自然な流れで物語がつながります。
この作品の「持ち上げた後にたたき落とす」パターンを考慮すると、
今回の紅莉栖の発言は裏切りフラグとしか思えなくなってきますね。
ってなわけで「紅莉栖であって欲しくない」という個人的願望から
大本命が小動物、続いて紅莉栖という予想です。
とはいえ物語的に一番自然なのはやっぱり紅莉栖かなぁ。
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感心させられた感想記事でした。
何か書かずにいられなくて・・・ スイマセン。
特にFBに関する予想は、「なるほど」と、思わされる物ばかりでした。
確かにこのまま、登場すらしない状態とは考えずらいですから、
現状の登場人物から考えると、的確な予想だと考えさせられました。
益々、来週以降の放送が楽しみに・・・。
では、失礼を。