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バクマン。 143ページ お金とリサイクル

バクマン。 14 (ジャンプコミックス)

ネタバレ注意です。
以下感想

七峰の再起

ベテランばっかりの起用に不満を持つシュージン
それに対し、東におじさんの姿を重ねるサイコーは肯定派。
実際若い人たちより面白い作品を作れたからこその連載だろうし、
「若い新人にチャンスをあげるべき」というシュージンの言い分には
どうにも同意しかねます。
現にエイジも「ぱんちらファイト」は面白いと絶賛、
しかし原作は別人だとしっかり見抜いています。

雄二郎は服部に「他に原作者はいないか」と確認
それ以外にもここのところ売れないベテラン作家ばかりが
持ち込みに来ていて、かつどれもそこそこ面白い作品。
「リサイクルはいいこと、でも使い捨てはよくない」
エイジのこの発言は
ベテラン作家たちのバックにいる者に対しての皮肉でしょうか。


影の原作者たちによる謎の会社
厳選された協力者たちが快適すぎる環境で
モニターとしてアイデアマンとしてベテラン漫画家用にネームを作製、
そしてその著作料として漫画家から収入を得るシステム。
この会社を立ち上げ社長として君臨していたのはあの七峰。
やはり黒幕はこの男、一度痛い目をみてもこりないところは好きですよ。

まとめ

ベテラン漫画家たちのバックにいたのはやはり七峰。
しかも今度は漫画家プロデュース会社とでもいうべき会社を
自らの手で立ち上げていました。
七峰の少年ジャンプと亜城木夢叶、
そして自分のやり方に対するこだわりにはホント恐れ入ります。


にしても今回の七峰の戦術、見事に前回の上位互換ですね。

・自分は完全な裏方で、何人ものベテラン漫画家を手駒とする
大ヒット作品でなくそこそこ面白い作品を産み出すのが得意な
七峰の戦法にはもってこいなシステムです。

・正式な会社を立ち上げ、協力者たちには誓約書と給料を用意
前回の七峰の敗因の一つが「ネットでの知り合い」という
非常に希薄なつながりに頼ったこと。
今回は協力者を掴んで離さない工夫が見て取れます。
見た限り、ネームを書くセミプロたちと
ネームを審査するマンガ好きたちの2通りがいますね。
人材もしっかりと使い分けているようです。

以上の2点はたいへん素晴らしいと思ったのですが、
逆に前回からまるで成長できていない点もあります。

・相変わらず担当編集を軽視している
いい加減七峰がこの考え方に至ったエピソードが欲しいですね。

・作品に作者自身のこだわり、「芯」が存在しない
これは個人的に前回の失敗の一番の理由だと思ったモノ。
しかし何人も手駒がある現状だと大して問題じゃないのかな。
それこそエイジが言うとおり「作家の使い捨て」になるのでしょうけど。

・協力者たちが遊び半分な姿勢
何事もモチベーションの低さが失敗のもと、
というか彼らの態度が純粋に気に入らないです。
いっそのこと正社員として雇った者のみでやればいいのに。

新たな試みでジャンプに挑戦する七峰、
彼の運命に期待ですねww
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[ 2011/08/08 03:10 ] バクマン。 | CM(8) | TB(1)
[ 669 ] Re: バクマン。 143ページ お金とリサイクル
システムとしては良いと思うけど…

「このやり方で利益は出るのか」
と思いたくなる。
金巻き上げるの集英社(それもジャンプ)だけだし…
まぁ、スーパー金持ちだった七峰
そこまで考えてない可能性もあるけど…
[ 2011/08/09 08:38 ]
[ 670 ] Re: バクマン。 143ページ お金とリサイクル
やはり、七峰でしたか・・

相変わらず担当を軽視しているとかいてらっしゃいましたが、軽く見られても一人の漫画家として見てくれている小杉に失礼ですよ、本当!

もういっぺん地獄見て、吉田氏の指導のもと、更生させなきゃダメですね。
余談ですが・・静可が最近出てきませんね、出して欲しいです。
[ 2011/08/09 08:43 ]
[ 671 ] にわかファン たかふみさん、コメントありがとうございます!
> 「このやり方で利益は出るのか」
> と思いたくなる。

確かに金銭面は非常に気になりますね。
どう考えてもしわ寄せはすべてベテラン漫画家たちにいくでしょうから、
ベテラン漫画家たちは過酷な環境で身体を酷使し続けることになるのでしょう。
[ 2011/08/09 12:03 ]
[ 672 ] バクモンさん、コメントありがとうございます!
> 相変わらず担当を軽視しているとかいてらっしゃいましたが、軽く見られても一人の漫画家として見てくれている小杉に失礼ですよ、本当!

実際に担当と一緒に仕事をしてみての評価ならまだ納得できるんですけど、
七峰の場合「ネットでのウワサ」を鵜呑みにしている節があるんですよねぇ。

> 余談ですが・・静可が最近出てきませんね、出して欲しいです。

そういえば最近まったく見ませんね静可は。
一応まだ連載はしているんだっけ?
[ 2011/08/09 12:09 ]
[ 673 ] Re: バクマン。 143ページ お金とリサイクル
私が見る限り山久が「静可くん7位」と言っているので連載はしているようです。
[ 2011/08/09 12:51 ]
[ 681 ] こんにちは
気になることが3点ほどありますので、長いと思いますが、勘弁してください。
1以前、「吉田氏の特徴はダメ人間を生かさず殺さずで飼いならす」
と書いてらっしゃいましたが、平丸は蒼樹やエイジ、亜城木との出会いなどで更生しつつあると思います(一応吉田氏の策の力と蒼樹パワーもありましたが)。
成長過程に関しては次回の感想と合わせて具体的にお話しさせてください。

2吉田班の編集者は作家の作品だけでなく、作家の性格もわかった上で行動するので、良いなと思いました(服部や雄二郎もそうですが)。

3最高と亜豆の関係はすすんでいるんでしょうかねー(最近亜豆よりカヤちゃん目立ってますからね)


以上です。長々と失礼しました。今後とも質問たくさんすると思いますがよろしくお願いします。
[ 2011/08/12 10:40 ]
[ 683 ] Re: こんにちは
> 1以前、「吉田氏の特徴はダメ人間を生かさず殺さずで飼いならす」
> と書いてらっしゃいましたが、平丸は蒼樹やエイジ、亜城木との出会いなどで更生しつつあると思います(一応吉田氏の策の力と蒼樹パワーもありましたが)。
> 成長過程に関しては次回の感想と合わせて具体的にお話しさせてください。

> 2吉田班の編集者は作家の作品だけでなく、作家の性格もわかった上で行動するので、良いなと思いました(服部や雄二郎もそうですが)。

確かにある程度更生できてきた気はするんですけど、
平丸の真人間化はあくまで「蒼樹」が絡んだときのみです。
根本的に自堕落でネガティブなダメ人間であることには変りないと思います。

しかしこれは決して悪いことではないです。
なぜなら平丸のこの性格こそが彼の作品の魅力となっているのだから。
良くも悪くも作者の人間性が大きく反映される作風、
七峰のやり方とは真逆ですね。

吉田が平丸のこういった特徴を見抜き、
平丸の精神状態をコントロールすることによって
素晴らしい作品を描かせ続けている点は見事だと思います。
しかしそれと同時に、「吉田に踊らされていれば大丈夫」と
平丸が吉田を心底信頼しきっているのもまた見事。

特異ではあるもののこの二人の間には確かな信頼関係が築かれており、
この信頼関係こそが平丸の成長の証でもあると思います。

> 3最高と亜豆の関係はすすんでいるんでしょうかねー(最近亜豆よりカヤちゃん目立ってますからね)

アニメ化に向けた2作品目が出来上がっていない以上、
関係の進展はなさそうですよね。
[ 2011/08/12 14:59 ]
[ 684 ] なるほど、ありがとうございます。
絆の深さを感じたのは、山久と静可ですね。

くどいようですが、七峰が入れば問題児更生所になってギャグ要素が強くなるのではないでしょうかね(笑)
[ 2011/08/12 17:05 ]
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