Steins;Gate #18 自己相似のアンドロギュノス

シュタゲ　第18話。
倫太郎はるかを男へと戻せるのか―――。
以下感想

スポンサード　リンク

デートの準備

「実はお前は男だったんだ」
倫太郎は次にるかのDメールの消去に挑戦。
正直に過去の世界線での真実をるかに伝えるも、
るかを泣かせた上に恋愛フラグが成立。
こんな可愛い娘を男に戻すのはめちゃくちゃもったいないですね。

男に戻るかわりに、倫太郎はるかと1日デート
デートなんて当然未経験なマッドサイエンティストは、
処女の助手とエロゲーマスターと共に対策を考えます。
「ヴァージンで悪いか！」という紅莉栖の突然の告白に
大喜びした変態はどのくらいいるのかなｗｗ

そしてデート本番、珍しく倫太郎は白衣未着用
白衣を脱ぐと意外と紳士っぽくて男前な倫太郎、
しかしデートマニュアルを意識しすぎてぎこちなさすぎ。
観ているこっちがいたたまれない気持ちになってきますね。

性別なんてどうでもいい

るかと倫太郎の出会い
るかがカメラ小僧に囲まれていたところを倫太郎が救出。
そこで倫太郎の言った「男とか女とか、そんなことはどうでもいい」
という言葉がるかが倫太郎に惹かれたキッカケ。
この出来事はるかが男だった時の記憶(＝以前の世界線の記憶)
フェイリスに続いてるかも
以前の世界線での記憶を保持していました。

あんなのは俺じゃない
倫太郎は白衣を纏い、「鳳凰院凶真」を名乗り、
るかとデートの続き(＝神社で謎の修行)をします。
凶真は凶真、るか子はるか子、
とてもデートと呼べるシロモノではないでしょうけど、
これがるかにとって一番嬉しいデートだったのかな。

男に戻れば倫太郎への想いは封印しなくちゃいけなくなる
倫太郎は女の子だったるかを忘れないと約束し、
Dメールを打ち消すDメールを送信。
そしてるかは元通り男の娘へ戻るも、
またしてもIBN5100は手に入らず。
「・・・だが、男だ」
ただのギャグだと思っていたこのセリフが
こんなにも切ないものになるなんて・・・。

まとめ

前半は紅莉栖を始めとするラボメンたちとの楽しいやりとり、
紅莉栖の可愛さバクハツでサイコーでしたね！
正ヒロインとしての貫禄を見せつけまくりでした。

後半はるかとのデートとDメールの打ち消し、
男の娘へと戻るるかの悲痛な想いがとても切なかったです。
前回のフェイリスの時もそうでしたが、
なまじ一度Dメールで彼女たちの幸せを叶えてしまっているからこそ、
それを改めて奪うのがとても残酷かつ心苦しいですね。

残るDメールは萌郁のモノのみ。
いよいよ萌郁との決着＆「FB」の正体が判明でしょうか・・・。

ってなわけで今回の気になった点
以前の世界線の記憶を保持する者
前回のフェイリスに引き続き、
今回のるかも以前の世界線の記憶を保持していました。

どちらも実際にDメールを送信し、自らの過去を変えた者。
世界線の分岐点の近くにいる者ほど記憶を保持しやすいか？
それともリーディングシュタイナー自体が倫太郎固有の能力ではなく、
強度は別として誰しもが自然と持っている能力なのか？

まぁ真相はよくわかりませんが、倫太郎以外の人々も
以前の世界線の記憶を保持しているというのは
なかなかに危険な状況なのではないかと思います。

記憶と実際の出来事との間に齟齬が発生する
→疑心暗鬼へと至る
誰しもがこのような状況に陥ってしまうのなら、
間違いなく破滅的な未来を迎えるでしょうね。