神様のメモ帳 Page.3 僕が二人にできること

神様のメモ帳　第3話。
鳴海の決意、メオの父親を救えるのか―――。
以下感想

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窮地

ラーメンはなまるにヤクザ共が
ヤクザ共の目的は当然2億円を持つメオ、
メオが父親に電話をしてしまったために居場所がバレた模様。
本物のヤクザの圧力にもまるで屈することのないミンさんですが、
彼女もまたメオと同様父親を待っていました。
どれだけ振り回されても肉親のことだけは信じ続けたいんでしょうねぇ。

メオはラーメンはなまるから失踪
ヤクザがメオの居場所を突き止めたのと同様のやり方で
メオを見つけるアリスと鳴海。
メオを見つけた鳴海ですがヤクザに囲まれ大ピンチですが、
そこへナイスタイミングで四代目率いる平坂組が駆けつけます。
これはアリスの差し金でしょうか。

約束

メオを守るため、鳴海は四代目と兄弟盃を交わします
パッと見タダの思いつき、かつ自分の身を守るためだけに
平坂組の力を利用しようという虫のいい話。
しかし自己満足のためだけに恥も外聞も捨てれるバカさ加減、
バカなことだとわかりながら
実際に行動に移せる行動力には好感が持てます。
四代目が鳴海の提案を受け入れたのは
鳴海のこういったところが気に入ったからでしょうね。

メオとその父親を救うため、
鳴海は「2億円を使ってしまう」ことを提案
2億円を狙っているのはヤクザの中の金融担当で、
消えた1億円を着服しその罪をメオの父親になすりつけた模様。
そこで鳴海は以下の策を実行します。

①2億円を小分けにメオの父親の口座に送金
②その口座から週明けにヤクザ本体の口座に送金するよう
　アリスが銀行のシステムをクラッキング
　(これは鳴海の言ったウソ)

②の送金が完了してしまえば金融担当の着服が明らかになるため
金融担当はこれを無視できない、
そして送金を阻止するには
メオの父親を連れ銀行へと直接訪れる必要がある。
とてもタダの高校生が思いついたとは思えない
とんでもない詐欺手法ですね。

銀行前にて肉弾戦、鳴海はメオの父親を見つけます
勇気を出して果敢に戦場へと飛び込む鳴海、
薄れゆく意識の中でメオと父親の再会を目撃。
メオの父親は無実が証明され助かったようで、
メオは父親とデートに向かいます。
父親のことが大好きで大好きで仕方がないようなメオ、
なんだかアブナイ雰囲気がしますｗｗ

まとめ

今回はメオを救うために鳴海が男を魅せ、
無事ハッピーエンドをむかえた回。
自分自身のために他人の問題へと首を突っ込み
無茶やってボロボロになりながらも答えへとたどり着く、
個人的にはこの一話で鳴海への好感度が急上昇でした。
ある意味禁書の上条さんと同種の主人公ですね。

にしても鳴海の策はなかなかに複雑でわかりづらかったですね。
説明不足はマズいですし、テンポを落としてしまってもマズい。
制作側としても非常に難しいところなのでしょうね。