神様のメモ帳 Page.2 君と旅行鞄

神様のメモ帳　第2話。
今回の依頼は消えた父親の捜索―――。
以下感想

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家族

今回の依頼者はタイ人の女の子
ヒロ(ヒモ野郎)からの紹介でアリスのもとを訪れた
この女の子の名前はメオで、依頼の内容は「父親探し」
「タダの探偵ではない、ニート探偵だ」
その誇らしげな決めゼリフは
相手にマイナスイメージしか与えないと思うんだけどなぁｗｗ

父親が残したのは2億円が詰められたかばん
メオの父親は元ヤクザ、
どう考えてもマトモな手段で手に入れたお金ではないですね。
アリスは「今後一切父親に連絡をするな」という約束でメオの仕事を受託。
まぁ当然すぎる処置ですよね。

メオはラーメンはなまるに住みこむことに
メオの母親はすでに他界、鳴海も姉との二人暮らしで母はすでに他界、
彩夏も兄は行方不明で両親は別居状態。
「家族とは血のつながりではなく同じ家で暮らしているかどうか」
こんな言葉を残すなんて、
もしかしたらメオとその父親は血がつながってないんじゃ・・・。

父親の真意

鳴海はまたまた四代目の事務所へ
当初の目的はエロサイト観賞でウイルスをくらったPCを直すため、
本当の目的はヤクザ関係に詳しい四代目から情報収集。
四代目は手を引くよう忠告し威圧してきますが、
鳴海は「約束したから」「アリスの助手だから」と頑固に拒否。
巻き込まれキャラの唐突な自主性の発揮、
そして四代目は普通にいい人ですね。

鳴海は次にヤクザと麻雀しているテツ(パチプロ野郎)のもとへ
テツは関西系のこのヤクザから命がけで情報収集。
メオの父親はヤクザの資金洗浄係で、
2億ではなく3億を持ち出し逃走した模様。
指を失うことを嫌がり資金洗浄係を請け負ったってことは、
この時点ではメオのことを本当に思いやっていたのでしょうね。

消えた1億円、少佐(ミリオタ野郎)は「リスクの分散」と予想
少しずつ金を動かすために一旦2億を隠し場所(メオ)へ置いておいたが、
状況が変わって2億をオトリに1億だけ持って逃げた。
鳴海は思わずメオに「父親は帰ってこない」と発言、
これは鳴海自身がめったに帰ってこない自分の父親と
メオの父親を重ねているからでしょうか。

しかし、かばんの裏にメオの母親の携帯電話が隠されていました
メオの父親が残した「天国のお母さんがついている」とは文字通りの意味。
どうやらメオの父親はメオをオトリに逃げたわけではない模様、
さらに絶望的だった生存の可能性もちょこっとでてきたのかな。

まとめ

今回は2億を残して逃げた父親とその娘の話。
ヤクザ絡みということで
前回の援助交際よりもさらにキナ臭いエピソードです。

お互いに家庭環境に問題を抱える鳴海と彩夏。
もし父親と娘の絆がホンモノだったとしたら・・・、
このエピソードが二人にどのような影響を与えるかが見物ですね。