花咲くいろは 第10話 微熱

花いろ　第10話。
緒花が発熱でダウン―――。
以下感想

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ダウン

頑張り過ぎな緒花は発熱でダウン
ここのところ毎日早起きして率先して仕事をこなしていたそうです。
そんな緒花は夢の中でも仕事のことばかり。
住み込みで働いているんだから仕事が頭から離れなくなるのも当たり前かな。

お見舞いその一、次郎丸
ゆっくりと話ができるいい機会ということで次郎丸は新作を読み聞かせます。
今度のモデルはなんと女将、
まだ二十歳そこそこの私にはこの小説の魅力がちょっとわからないですｗｗ

お見舞いその二、徹
緒花のために作ったおかゆと民子からの差し入れであるいちごを持参。
普段と違って物静かな上熱を帯びてて色っぽい緒花に
徹はおもいっきりときめいた模様。
にしても徹の緒花に対する態度が露骨に変わってきましたね。

お見舞いその三、菜子
働こうとする緒花をまるでお姉さんのように諭す菜子。
そして緒花に余計な心配をさせないために「緒花がいなくても大丈夫」と発言。
菜子なりの気遣いなんですけど、今の緒花にそれを言うのは大失敗でしたね。

私なんかいなくても・・・

「私なんかいなくても、喜翆荘は大丈夫よね」と緒花は涙
徹に気を使ってもらえてる緒花に嫉妬していた民子ですが、
その涙を見て「そんなことはない」と否定します。
渡り廊下のコウモリ退治は緒花一人では無理、だけど民子一人でも無理。
緒花にはもっと周りに頼ることが必要だったみたいですね。

緒花に誤解をさせてしまった菜子は、その誤解を精一杯否定
誰かが欠けても大丈夫なのは、その人の分まで周りがなんとかしようと頑張るから。
いなくなって初めてその大切さがわかることってよくありますよね。

まとめ

元々緒花は働きたくて働いているわけでなく、
母親に振り回された挙句働かざるおえなくなっただけ。
それなのに緒花がぶっ倒れてしまうまで頑張り続けてしまったのは、
喜翆荘に何としても自分の居場所を作りたかったから。
緒花の普段の元気さや活発さは、
自分の居場所をなくすことに対する恐怖の裏返しでもあったのでしょうね。

それでも今の喜翆荘にとって緒花は確実に有益な人材になりつつある。
今回は「緒花のダウン」というイベントを通して、
今まで知り得なかった緒花の抱えてきた不安と
緒花の努力の成果がさりげなく描かれておりよかったです！