DOG DAYS EPISODE 10 勇者と姫と希望の光

DOG DAYS　第10話。
魔物の出現、そしてシンクとミルヒの覚醒―――。
以下感想

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魔物

魔物にミルヒが取り込まれてしまいます
怒りにまかせ魔物に挑むレオですがまるで歯が立ちません。
単純に魔物が強いのもあるのでしょうけど、
周囲のフロニャ力が弱いのも原因でしょうね。

一足遅かったシンクとエクレは、ミルヒを救いに魔物を追いかけます
フロニャ力が弱いため下手に落下すれば死、
しかし二人は迷うことなく浮岩を足場にトルネイダーで滑空。
少しくらい怖いのより少しくらい痛いのより、
期待に答えられないことのほうがはるかにつらい。
シンクの勇者としての気概が爆発ですね。

覚醒

エクレの協力のおかげでなんとか魔物までたどり着いたシンク
魔物から激しい攻撃を受け血を流すも、一歩も退こうとしません。
ここのところまるで出番のない幼なじみレベッカですが、
回想でシンクの覚醒に一役買ってくれましたね。

ミルヒは魔物の中で、魔物の母親と出会います
魔物とその母親は元々ただの土地神様、
それが空から降ってきた妖剣によって魔物へと変貌し、
今もその痛みに苦しみ続けていました。
悪いのは邪悪な力であって、真の意味での悪役はいない。
なのはA'sを彷彿とさせる展開ですね。

「殺してくれ」と願う魔物ですが、ミルヒはそれを拒みます
土地神だって犠牲者、救われるべき存在。
エクセリードの持ち主として覚醒したミルヒは復活、
そしてエクセリードとパラディオンは本来の聖剣の姿に。
全裸の主に服装を用意してくれるなんて随分と気が効いてるなｗｗ

シンクとミルヒは魔物から妖刀を引き抜きます
それにより魔物は元の土地神様へ、そして妖刀はシンクへと取り憑こうとしますが、
復活したレオの弓矢によって救われます。
ここでシンクが取り憑かれちゃうと星詠み通りの結末だったのでしょうね。
二人を死の運命から救おうと頑張ってきたレオの努力もこれで報われたのかな。

まとめ

今回は魔物(正確には妖剣)との対決というどシリアスな内容、
前回前半までの和やかバトル展開との落差がとてつもないですね。
大切な人の期待に答えるため、そして救われるべき者を救うため、
劇的な覚醒を遂げたシンクとミルヒがホントかっこ良かったです！

「魔物退治」と「聖剣の覚醒」、
そして「星詠みの回避」は今回で果たせたっぽいですし、
残り話数的にも今回が今作のバトル面でのクライマックスだったのかな。
あと残っているのは「ミルヒとレオの和解」と「シンクの元の世界への帰還」
それともまだもう一騒動あるのかな？