電波女と青春男 八章 ツィオルコフスキーの祈り

電波女と青春男　第8話。
女々さんの宇宙人退治―――。
以下感想

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キャトルミューティレーション

40歳になった女々さんはエリオの仕事探し
ちなみに女々さん自身のお仕事は前川さんのバイト先である和菓子屋の店長。
そして田村商店にて無気力な田村さんを見た女々さんは
「宇宙人をやっつける」ことを決意。
田村さんにとってキャトルミューティレーションは「死」で
宇宙人は「死神＝宇宙人」なのか。

女々さんは宇宙ストーカーと接触
宇宙ストーカーの正体は女々さんの同級生である山本(仮)。
しかし未だに女々さんのことが好きでプロポーズしてきたりと、
ストーカーであることには変わりない模様。
いや、名前すら覚えられてないのに求婚とか無謀すぎるだろｗｗ

儀式と祈り

子供の頃、女々さんは田村商店でエリオットと出会います
キャトルミューティレーションから田村さんを救おうと考える女々さんに、
エリオットは「やっつけちゃえばいい」とアドバイス。
見えないモノに対抗するには信念を表す儀式と祈り、
まぁ当人の気持ちの問題なんだしそれしかないよね。

女々さんは山本(仮)の求婚を断ります
なぜならエリオと真との三人での今の生活で十分幸せだから。
前川さんをエリオと勘違いしていた山本(仮)は
前川さんに近づくためにペットボトルロケットを打ち上げていた模様。
ストーカー行為もここまでいくと逆に清々しく思えてきますねｗｗ

女々さんは田村さんを連れ海へ
そこで行われたのは真たちによるペットボトルロケットの打ち上げ。
しかしペットボトルロケットは前座で、本命は山本(仮)によるお手製ロケット(爆発)。
無茶苦茶なやり方ながら、だからこそ刺激的で宇宙人の撃退に効果大でしたね。

田村さんとその孫である女々さんはおじいさんの墓参りへ向かいます
すごくいい話だったのに最後のサイレンがなんだか不吉すぎる。
派手な爆発をやらかしたから消防が来ただけだよねきっと・・・。

まとめ

今回は女々さんや田村さんにスポットを当てた大人勢の回。
当然ながら青春らしさはあんまり感じられませんでしたが、
前回、前々回とは違う視点で出来事が描かれており面白かったです。

エリオにとっての宇宙人とは「記憶のない自分に対する言い訳」
田村さんにとっての宇宙人とは「死を連れてくる死神」
一口に「宇宙人」と言っても人によってその存在意義が全然違っていますが、
共通して「得体の知れないモノに対する感情」として描かれていますね。
今のところマイナスイメージで使われてばかりの「宇宙人」ですが、
果たして明るい意味で使われることがあるのでしょうか・・・。