花咲くいろは 第6話 Nothing Venture Nothing Win

花いろ　第6話。
先行き不安な喜翆荘のために、緒花たちが挑戦―――。
以下感想

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コンサルティング

緒花の初給料は生活費を差し引いて2万円
母親の元での生活では考えられない高待遇に緒花の労働意欲は上がりまくり。
モチベーション向上には目に見える成果が必須ですね。

喜翆荘を立て直すため、経営コンサルタントの川尻崇子が参上
崇子は緒花の叔父で喜翆荘番頭の四十万縁の大学時代の後輩。
喜翆荘の今後を懸念した縁の独断ですが、女将は崇子のことをまるで必要とせず。
英語交じりのコンサルタントが旅館のコンサルティングって、
明らかに人選をミスっているような・・・。

崇子の起こした今回の改革は「仲居の服装をチャイナドレス化」
趣ある老舗旅館が一転、怪しいソッチ系の店へと早変わり。
非常にエロ素晴らしいんですが(特に菜子が)
当然のように裏目に出るだけでしたねｗｗ

挑戦

空回りしっぱなしな縁ですが、ただ喜翆荘の先行きを心配しているだけ
落ち込む縁に緒花が母譲りの無責任エール。
緒花のムダな元気と前向きさはを周りを元気づける際に一番生かされますね。

縁と同じく喜翆荘をなんとかしたいと考えた緒花は、
着物を着用して仲居の仕事をすることに
華やかながらも旅館の雰囲気を壊さない装い、これは大正解でしたね！

緒花が豆じいに教えてもらったこの着物は、
かつて女将が喜翆荘をなんとかしようと考案したモノ
「何かをすれば、何かを得られる」
3代に渡って同じ行動を選ぶとは、血の濃さを感じますねぇ。

まとめ

喜翆荘をなんとかしようと経営コンサルタントを引っ張り出してきた縁ですが、
女将にしてみればよそ者なんかに口出しされるなんてたまったものじゃないはず。
それにも関わらず縁の勝手な行動を相手にはしなかったものの咎めもしなかったのは、
かつて女将自身も縁と同じ道を通ってきたからなのでしょうね。
おそらくは今の緒花と同じように、女将も昔は相当ムチャしてきたのかな。

多くの物事に明確な正解なんて用意されていないのですから、
挑戦と失敗の繰り返しという手探りな方法でなければ先には進めません。
客商売を行う身として「お客様第一」という姿勢は貫きつつ、
縁、そして緒花が成長できるよう見守り続けているとは、
この女将は本当に指導者の鏡ですね。