夢喰いメリー 第10話 夢から覚めずに

夢喰いメリー　第10話。
千鶴の正体が明らかに―――。
以下感想

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河波千鶴

河波千鶴は「ミストルティンへの復讐に燃える夢魔レオン」の器
両親が死に、感情がなくなってしまった千鶴は、
まさに夢魔の「器」にふさわしい存在となってしまいました。
感情がないと言っていましたが、
自分のことを気にかけてくれた勇魚だけは特別なようで・・・。

勇魚が絵を描くのは、心の眼で見たものを自分の眼で見てみたいから
なんともまぁ素敵な創作意欲ですよね。
やっぱり想像力の有無が絵の腕前を左右するのか・・・。

夢路は勇魚を守るため、エンギに協力を求めます
人質にとられているのは勇魚の夢。
しかし夢路は夢魔はメリーが送り返すと信じています。
まぁ勇魚を救うにはメリーを信じる以外道はないですしね。

抵抗

ランズボローはエルクレスと再会
見ず知らずの夢魔を有無を言わさず燃え散らせるあたり、
ミストルティンに負けず劣らず凶悪な性格をしているようです。
メリーとエンギのことを話すランズボローですが、
エルクレスは特に二人に手出しをするつもりはないとのこと。
やはり当面の敵はミストルティンになるのでしょうね。

夢路を訪ねて千鶴が来店
千鶴は夢路に勇魚が樹海に狙われていることを告げ、
さらに勇魚を守れなかったことを謝罪。
夢路は味方なのかどうかを問いますが、千鶴は答えずに姿を消します。
千鶴の心境としては、
「勇魚は助けたいけどレオンの準備のジャマはできない」
というカンジなのかな。
夢路に忠告することが今の彼女に出来る精一杯なんでしょうね。

まとめ

次回はいよいよミストルティンと勇魚に憑いた夢魔との対峙。
メリーに夢魔を送り返せる能力があるかどうかは
完全にぶっつけ本番で試してみるしかないですね。
しかし迷いのある状態では到底ミストルティンに太刀打ち出来ない。
メリーと夢路が自分たちをどこまで信じきれるかがポイントですね。

レオンの行っている「準備」の内容も気になります。
それがもし勇魚の犠牲ありきのものだとしたら
協力してもらうのは難しいでしょうけど、
そうでないなら心強い味方になってくれるでしょうね。