とある魔術の禁書目録II #20 猟犬部隊（ハウンドドッグ）

禁書II　第20話。
一方通行（アクセラレータ）の覚悟、
そして猟犬部隊(ハウンドドッグ)との対決―――。
以下感想

スポンサード　リンク

猟犬

一瞬の隙をつき、アクセラレータはインデックスを連れ逃走
木原くンは元仲間ごとロケットランチャーでアクセラレータを始末しようとするも、
射線に割りこむように前方のヴェントが登場。
相手に敵意を向けない木原くンはヴェントの始末を部下に任せ離脱。

上条さんとラストオーダーはハウンドドッグに追われます
レストランへと逃げ込んだ二人でしたが、
そこにいた人たちもみんな倒されていました。
そこへハウンドドッグの追っ手が。

アクセラレータはインデックスをカエル顔の医者に任せます
木原くンを殺し、ハウンドドッグを潰し、
ラストオーダーを無傷で助けるというアクセラレータ。
カエル顔の医者はそれはあまりにも高望み過ぎる、
ラストオーダーの命を守ることだけを考えるようアクセラレータに助言します。

激突

ハウンドドッグの嗅覚センサーから逃れるため、
アクセラレータは資源処理施設へ
そこにハウンドドッグの追跡部隊が到着。
アクセラレータはまずハウンドドッグの視界を封じ、
「恐怖を助長させる演出」でハウンドドッグから正常な思考力を奪います。
そして自らの追っ手を能力を使用するまでもなく始末。

上条さんとラストオーダーのもとにヴェント登場
ヴェントは「風のハンマー」で上条さんは右手で防御。
ところどころ織り混ぜているヴェントの「本命」も、
上条さんの右手の前では効果なし。
上条さんはラストオーダーを独りで先に逃げさせます。
倒れている一般客へと矛先を変えたヴェントですが、
突如苦しみだしてその場を離脱。

ヴェントの写真を見た黄泉川、ヴェントの映像を見た初春は倒れます
一方、土御門は学園都市外部から侵攻してくる魔術師と対峙。

ハウンドドッグの生き残りが警備員(アンチスキル)へと救援を求めます
その様子を見たアクセラレータは激怒。
アンチスキルの目の前でこのハウンドドッグを虐殺します。
それによって、アクセラレータは殺人未遂の容疑で指名手配。

まとめ

まずは補足

猟犬部隊(ハウンドドッグ)
学園都市上層部直属の暗部で、リーダーは木原くン。
まさに「人間のクズ」と言っていいような連中によって構成されています。

その名のとおり標的の匂いを専用の嗅覚センサーで感知し、
たとえ雨の中でもどこまでも追跡します。
ちなみに彼らは専用の消臭剤を使用していますが、
追跡部隊と消臭部隊は別であるため、
アクセラレータは消臭剤の入手はできませんでした。

今回はハウンドドッグからラストオーダーを守るため、
アクセラレータが決意を新たにした回。
非情な現実を突きつけながらも、
アクセラレータに一筋の光明を与えたカエル顔の医者がかっこ良かったです！
超電磁砲でもそうでしたが、この人は要所要所でホントいい仕事をしてくれますね。

ハウンドドッグとの戦いで、アクセラレータは再び深い闇の中へ。
本当は悪人でもなんでもないのに、周囲の環境が善人になることを許さない。
インデックスとアクセラレータの「醜いアヒルの子」の件が
ものすごく皮肉めいていましたね。
ようやく手に入れた平穏な日常を手放すことを決めたアクセラレータが、
再び平穏な日常を手に入れる日はくるのでしょうか・・・。

黄泉川や初春が倒される描写で、
ヴェントの能力の正体も大分浮き彫りになってきましたね。
様々な出来事が同時多発し、
複雑に絡み合う様がこのストーリー最大の魅力！
次回は学園都市もいよいよ反撃を開始。
戦いはさらに激しさを増していきそうですね