STAR DRIVER 輝きのタクト 第二十話 描かれたあの日の虹

STAR DRIVER 第20話。
綺羅星十字団議長カタシロ・リョウスケの回想によって、
ヘッドの過去と正体が明らかに―――。
以下感想

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3人の出会い

カタシロ・リョウスケ、そして彼の婚約者であるソラは、
ツナシ・トキオ（若かれし頃のヘッド）に出会います
トキオはソラのことを絵にしたいとソラに急接近。
リョウスケはソラのことを愛していながら、それをただ見ているだけでした。

トキオはシルシを受け継ぐ家系でありながら、
父親（タクトの祖父）はトキオにシルシを継承させませんでした
なんとかドライバーになろうと考えたトキオは、
マキバ・シンゴという少年からシルシを継承する約束をします。
しかしシンゴは深い眠りについてしまい、シルシは継承できず。

バニシングエージ、キャメルスターの第1フェーズは動物に憑依すること
彼はこの力でひが日死の巫女の正体と、
ヘッドが自分の都合だけで巫女の封印解除を遅らせていることを看破。
（サイバディの復元に戸惑い、新たなシルシを継承しようとシンゴの目覚めを待っている）
そして皆水の巫女の封印解除を待つ必要はないと判断します。

3人の結末

スガタがワコに口づけしているところを目撃したタクトは、
ケイトに二人について質問
二人は昔からとても仲良し。
そのためケイトは自分が邪魔者なんじゃないかと思ってしまったそうです。

タクトはハブに噛まれてしまいます
その時ゼロ時間が展開、ハブを操っていたキャメルスターが襲いかかってきます。
傷のせいで普段の力が出せないタクト、
キャメルスターがワコへと迫り絶体絶命のピンチ。
しかしそこへサイバディの復元を終えていたコウが
巫女の封印解除を阻止すべく乱入、キャメルスターを妨害します。
この隙にタクトがキャメルスターを撃破します。

タクトの懐中時計は元々リョウスケのもの
ソラはトキオの子供を妊娠、
しかしトキオはシルシのことしか頭にありませんでした。
ソラは懐中時計とともに島を出てタクトを出産、そして今は行方知れず。

リョウスケはトキオに自らのシルシを譲渡
リョウスケはその第1フェーズによって
トキオにソラが奪われることを知っており、
その事実から目を背けていたら左目が見えなくなってしまいました。

まとめ

ヘッドの正体こそがタクトの父親、ツナシ・トキオ。
一見好きなように絵を描く自由人ですが、
シルシを継承させてもらえなかったことに対して
激しいコンプレックスを抱いていたようですね。
タクトに似て人を惹きつける魅力があり、頭も良いヘッドですが、
なんとなく彼がシルシを継承できなかった理由がわかるような気がします。

「王」と「巫女」以外のシルシは他人に譲渡可能。
ヘッドのシルシとサイバディ「レシュバル」は元々リョウスケのものですが、
「レシュバル」はタクトの「タウバーン」にそっくり。
もしかしたらシルシを他人に譲渡すると、
シルシの力やサイバディは持ち主にあわせて変質するのかもしれませんね。

トキオ、リョウスケ、ソラの関係は、
まるでタクトたち3人の未来を暗示しているかのようでしたね。
血筋や境遇では、タクトがトキオ、スガタがリョウスケに対応。
しかしヘッド自身が言っていたようにスガタとトキオは似た者同士であるため、
どちらに転がるかはまだまだわかりませんね。
まぁそもそも、タクトたち3人なら、
この3人のような悲しい結末にはならないだろうと考えていますが・・・。