魔法少女まどか☆マギカ 第7話 本当の気持ちと向き合えますか？

まどか☆マギカ　第7話。
魔法少女の正体を知ったさやかの選ぶ道とは―――。
以下感想

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二人の境遇

魂と身体が分離しているという魔法少女の正体を知り、さやかは絶望します
しかしキュゥべえに言わせてみれば、これは魔女と戦うためには必要な処置。
生身の人間のままでは「腹を貫かれた痛み」だけで戦闘不能に陥ってしまう。
キュゥべえはそのことを実際にさやかに痛みを与えて思い知らせます。
キュゥべえ曰く、魔法少女はその気になれば完全に痛みを遮断できるそうです。

ほむらは最初からこの事実を知っておりました
今まで黙っていたのは「言っても誰も信じてくれない」から。
まどかはこんなのはあんまりだと嘆きますが、
ほむらはこれこそが奇跡の代価だとまどかの考えを一蹴します。

さやかのもとへ杏子が来訪、さやかを廃墟と化した教会へと案内
そして杏子は自らが魔法少女になった理由を説明します。
杏子が魔法少女となったのは父親を助けるため。
しかしその結果杏子は実の父親に魔女と罵られ、
最後には父親が家族全員と無理心中。
それ以降杏子は自らの魔法を自分自身のためにしか使わないと決意。

告白

自分自身のためだけに好き勝手魔法を使うよう諭す杏子、
しかしさやかはその申し出を断ります
さやかは他人のために願いを使ったことを後悔していないと宣言。
そして杏子と決別します。

さやかは仁美に「上條君のことが好き」だと告白されます
しかしさやかは仁美よりも長い間上條君のことを想い続けていた。
だからさやかには仁美よりも先に上條君に告白する権利があると仁美は主張。
さやかに上條君に告白するための猶予を丸一日与えます。

しかしさやかは上條君のもとへは行かず、魔女退治へ
ゾンビになってしまった自分では、上條君に告白する事なんてできない。
仁美に上條君を取られそうになってしまい、
さやかは仁美のことを助けなければよかったと考えてしまいます。
さやかはまどかにそんな胸中を涙ながらに告白します。

さやかは魔女相手に無茶な戦い方をします
見ていられなくなった杏子は参戦。
しかし邪魔をするなとさやかは一人魔女へと突っ込みます。
キュゥべえが言ったとおり痛みを完全に遮断できたさやかは、
笑いながら魔女をメッタ打ち。

まとめ

さやかと杏子、この二人の違いは、
自らの選択を間違いであったと認め開き直れているかどうかですね。
まぁ早々に開き直ってしまうほうがきっと正解なのでしょう。
人間らしい倫理観や正義感で自分自身を騙しきれるほど、
魔法少女の運命は軽くはないと思います。
事実、今回の戦いでさやかは決定的に壊れたようでした。
完全に痛みを遮断できるようになったのがその証拠。

行き場を失ったさやかの上條君への想いはこの先どこへ向かうのでしょう。
さやかは良くも悪くも思い込みが激しく一直線な娘。
私には上條君や仁美を巻き込んで破滅する結末しか想像できないです。
自業自得と言ってしまえばそれまでなのですが、
このままさやかがあまりも報われなさすぎます。
いっそのこと今からでも好き勝手に魔法を使って、
上條君をゲットしちゃってくれないかなぁと考えてたり。

今回のキュゥべえはいつもみたいに契約契約とうるさくなかったものの、
さやかに鬼畜じみた仕打ちを実行。
相変わらずコイツは人を絶望の底にたたき落とすのがお好きなようですね。