ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第十一話 来訪者・燃ユル雪原

今回は戦争に向けて物語が一気に加速した一話。
以下感想

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ローマ兵の捕虜と「炎の乙女」
カナタたちは雪原にて負傷したローマ兵を発見します。
ローマ兵はアーイシャという女性で、素敵なおっぱいの持ち主でした。
アーイシャの祖母は時告砦の兵士で、
アーイシャがセーズにやってきた目的は、
祖母から聞いた「炎の乙女」の伝説の「天使の化石」を見ることでした。
そんなアーイシャを、フィリシアさんは時告砦で匿うことにします。

今さら第1話の「炎の乙女」の伝説が出てくるとは思いませんでした。
ユミナたちとアーイシャでは、
知っている「炎の乙女」の伝説の内容が若干違うみたいです。
一方は悪魔でもう一方は天使、この違いは何を意味してるのでしょうか？

両軍がこの地に進軍してきたのも「炎の乙女」の伝説が関係してそうです。

ノエルのトラウマ
ノエルはカナタと同じかそれ以上に
言葉の通じないローマ軍人であるアーイシャにべったりでした。
その理由は「罪滅ぼし」とのこと。

どうやら「見えない死神」(おそらく古代文明の細菌兵器の類)を
復活させたのがノエルであったようです。
実際に使い、ローマ人を殺戮したのは
「ミネンラントの鬼神」ホプキンスのようですが…。

ノエルが復活させたタケミカヅチを
見えない死神のときと同じようにホプキンスが戦争に使ってしまいそうで不安です。
これ以上ノエルを傷つけたら絶対にゆるさないぞ、この野郎！

ヘルべチア、ローマの進軍
ホプキンス率いるヘルべチアの第9独立部隊がセーズにやってきて
ローマの大部隊がノーマンズランドに進行してきました。
このままではセーズが火の海と化してしまいます。

セーズの人々はみんな何らかの形で知り合いを亡くしているそうです、
休戦協定に対して敏感だったのにはこういう理由があったのですね。

リオの行動は間に合わなかったようです。
まぁリオ一人で戦争を回避できるほど世の中甘くはないですよね。

まとめとこれから
最終回に向けて、さまざまな伏線を回収した一話でした。
ちょっと詰め込みすぎな気もしなくはないですけど、
このアニメの尺の関係上しかたがないですね。
せっかく緊迫した展開で締めたのに、またもやEDで台無しです。
(曲自体は好きですが、このアニメには確実に合ってないと思います)

ローマ軍との戦争以前に、今回の件に対するカナタたちの処遇が心配です。
国境警備の部隊が捕虜を匿い、報告を怠るなんて大問題です。
軍法会議にかけられて当然ですね。

カナタたちやリオは戦争を止めるための戦いをするんでしょうね。
"カナタやリオ、アーイシャやタケミカヅチが「アメイジング・グレイス」を演奏し、
それを聞いて感動した両軍が戦争をやめる…。"
なんて超展開が現実味を帯びてきた気がします。

神アニメと化けるのか、駄アニメと成り下がるのか、
このアニメの評価はすべて次回にかかっています。


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