魔法少女まどか☆マギカ 第6話 こんなの絶対おかしいよ

まどか☆マギカ　第6話。
さやかを止めたいまどかが選んだ道とは―――。
以下感想

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分かれた道

さやかと杏子の戦闘にほむらが割り込みます
ほむらは一瞬でさやかを戦闘不能にし、杏子には忠告をします。
ほむらの力を測りきれていないため杏子は素直に撤退。
こうしてさやかと杏子の戦闘はひとまず終了。
キュゥべえはほむらには気をつけるようまどかに言います。

さやかは魔女の卵「グリーフシード」で、
魔法少女の力の源「ソウルジェム」を浄化
しかしさやかの持つ「グリーフシード」は穢れを吸いすぎてこれ以上は使用不可。
それをキュゥべえが自らの体内に回収します。
杏子の強さは多数のグリーフシードを持つことによって魔法の連発ができること。
しかし才能のあるまどかなら、契約するだけで杏子を凌駕する魔法少女になれる。
そう説明するキュゥべえですが、さやかはまどかを巻き込もうとはしません。

ほむらは杏子に、さやかの代わりにこの街を守る魔法少女になってくれとお願い
そしてさやかの対処は自分に任せるよう言います。
この街には2週間後「ワルプルギスの夜」とやらが襲来するらしく、
ほむらの目的はコイツを倒すことのようです。

まどかはさやかに杏子と戦うのはやめるよう言いますが・・・
魔法少女が戦わなければならないのは魔女。
しかし魔女よりも悪い人間、そして魔法少女がいるなら、
そいつも許すわけにはいかない。
まどかの説得もむなしく、
さやかの杏子、そしてほむらへの敵意が揺らぐことはありませんでした。

間違い

さやかのために何をすればいいのかわからなくなったまどかは
まどかママに相談をします
お互いが正しいことをしているのに、そのせいで傷つけあってしまう。
だったら、誰かが間違ったことをしてやればいい。
まどかママは、常に正しくあろうとする「いい子」であるまどかに、
若いうちに間違いを犯すことの大切さを説きます。

上條君の家の前で、さやかは杏子と対峙
さやかの事情を知っていた杏子は、
大好きな人を手に入れたいなら彼の両足を使い物にならなくすればいいと説明。
さらにさやかの代わりにそれを実践してやろうとします。
そんな杏子にさやかは激怒。
二人は場所を移し、前回の決着をつけようとします。

そこへほむらと、キュゥべえに連れたれまどかが登場
まどかは杏子とほむらに戦いを挑もうとするさやかを止めるため、
さやかから「ソウルジェム」を奪いとり、投げ捨てます。

すると突如さやかが死亡、そしてキュゥべえの口から隠された真実が
「ソウルジェムこそが魔法少女の本体で、肉体はオマケみたいなもの」
これには杏子もキュゥべえに激怒、まどかもヒドイと泣き崩れますが、
キュゥべえは何がそんなに許せないのか理解できない様子。
ほむらが「ソウルジェム」を回収してくれたためさやかは復活します。

まとめ

今回は魔法少女の隠れた真実を知り怒る杏子と、
対するキュゥべえの反応がすごく印象的でした。
きっとキュゥべえは知識として人間の感情を把握しているのでしょうけど、
キュゥべえ自身には感情というものが存在しないのでしょうね。
だからこそ効率ばかりを優先したり、
ただ淡々と事実だけを述べてきたのではないでしょうか。
じゃなければあんな鬼畜じみた反応は普通できませんよｗｗ

そして今回キュゥべえが
穢れきった「グリーフシード」を取り込んだことも気になります。
もしかしてキュゥべえにとって「グリーフシード」は食料みたいなもので、
その製造ラインとして魔法少女/魔女を生み出しているのでは？
と想像しています。

今回はまどかに間違いを犯すことの大切さを教える
まどかママに感動してしまいました。
思春期の娘に対するまどかママの距離感の取り方が非常に絶妙でお見事でした！
まどかママのアドバイスの結果は
まどかとさやかに深い闇と溝を与えるものになってしまいましたが、
まどかにはこの素晴らしい日常を最後まで忘れないでもらいたいです。
さやかは正直もう手遅れっぽい・・・。