とある魔術の禁書目録II #16 刻限のロザリオ

禁書II　第16話。
イタリア編クライマックス。
「アドリア海の女王」の使用目的が判明、
そして上条さんはアニェーゼを救えるのか―――。
以下感想

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悪意の十字架

上条さんとインデックス、オルソラは、
シスターたちを天草式に任せ「アドリア海の女王」へ
「アドリア海の女王」はブロック単位で魔術が施されているため、
上条さんの幻想殺しでブロック単位でなら消去可能。
途中氷の兵隊に追われた一同。
上条さんは囮となるためインデックス、オルソラと一時別れます。

上条さんはローマ正教司教、ビアージオ＝ブゾーニと対峙
ビアージオは上条さんを「異教のサル」呼ばわり。
十字架を巨大化させたり高速で降らせたり、
さらには謎の力で上条さんを押し倒します。

一方、インデックスが囮となっている間にオルソラはアニェーゼのもとへ
アニェーゼは以前酷い仕打ちをしたオルソラが自分を助けに来たことに驚きます。
そこへ上条さんを始末したビアージオが登場、
その口から「アドリア海の女王」と「刻限のロザリオ」の真実が判明。
ビアージオの狙いは学園都市、さらにはローマ正教に害なすものすべてでした。

新たな仲間と新たな敵

ビアージオの魔の手がオルソラへと迫りますが・・・
ルチアやアンジェレネたちの面倒をこれからも見ていきたいと願ったアニェーゼが、
オルソラの杖を取りビアージオに刃向かいます。
アニェーゼはビアージオに勝てないながらも、
謎の力の正体が「乗組員の装備の重量」であることを看破。

そこへ上条さんが登場、ビアージオを殴り飛ばしますが・・・
計画が失敗した自暴自棄になったビアージオは、
「アドリア海の女王」を自爆させようとします。
上条さんはオリアナとアニェーゼを先に逃がし、単身ビアージオと対峙。
幻想殺しの宿っていない左腕で十字架を弾き、本命の右腕でビアージオを撃破。
「アドリア海の女王」は崩壊し、上条さんはアドリア海へと放り出されます。

上条さんは病院で目を覚ましますが、そこへカエル顔の医者からの電話が
能力開発を受けた上条さんの身体を外部の病院で弄らせるわけにはいかない。
上条さんはまだイタリアに来て1日しか経っていないのに、超音速旅客機で、
大覇星祭の罰ゲームをすっぽかされ怒り心頭な美琴の待つ学園都市へと帰るハメに。

またしても上条さんに天草式絡みで借りを作ってしまった神裂は、
またしても土御門に茶化されます
そこへアニェーゼと200人のシスターという大きな拾い物をした
オルソラが帰ってきました。

・・・ローマ正教「神の右席」、ヴェントは
「上条当麻抹殺指令書」にサインするようローマ教皇に命令

まとめ

まずは用語解説から

アドリア海の女王と刻限のロザリオ
「アドリア海の女王」は海洋国家ヴェネツィアにのみ使用可能な大魔術であり、
「刻限のロザリオ」はそのロックを解除することができる魔術です。
ビアージオはこれを用い、学園都市に対して
「アドリア海の女王」を発動させようと考えていました。

超音速旅客機
学園都市製の時速7000kmオーバーというトンデモ旅客機。
当然乗組員が体感するGもハンパじゃありません。
上条さんとインデックスはコイツでイタリアから学園都市まで
約1時間で帰ることになりました。

神の右席
ローマ正教の暗部の組織。
その地位、権力はローマ教皇すらも上回り、
十字教最大勢力であるローマ正教の実質的なトップです。

メンバーは4人で、今回登場したのは「前方のヴェント」という女性。
彼女は「刻限のロザリオ」の製作者でもあります。

「刻限のロザリオ」の生贄にされそうだったアニェーゼ、
そしてルチアやアンジェレネたちアニェーゼ部隊のシスター軍団は無事救われ、
法の書編での天草式と同じくイギリス清教の傘下に収まることに。
2期に入ってからイギリス清教のメンバーが
とんでもない勢いで増加していってますね。

そしてついに出てしまった「上条当麻抹殺指令」
まぁ幻想殺し（イマジンブレイカー）という得体の知れない能力の持ち主で、
かつローマ正教の侵略作戦をことごとく潰してきた張本人。
一般人ながらも上条さん自身が危険視されるのも仕方が無いのかな。
イタリア旅行に行ったはずが事件の連続でまるで観光できず、
重傷を負った挙句今度はローマ正教から命を狙われる存在になるなんて、
今回の上条さんは不幸っぷりにも磨きがかかってますねｗｗ

前回も書いたのですが、
イタリア編は原作を読んだだけではイメージしにくかった
氷の艦隊が映像化されたせいか、予想以上に面白かったです！
（元々期待値が低かったっていうのもあるかもですが）
特に今回はOPなし、EDでも後日談が描かれれており、
まさに禁書II前半戦の締めくくりといったカンジでしたね。
まぁただ単に尺不足で無理矢理詰め込んだだけなんでしょうけどｗｗ

そして次回からはいよいよ待ちに待った原作12～13巻のエピソード。
とにかくもう楽しみで楽しみで仕方がありません！
次回がとても待ち遠しいですね。