アマガミSS 桜井梨穂子編 最終章 サヨナラ

アマガミSS　第20話。
新学期、梨穂子がサヨナラをするものとは―――。
以下感想

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サヨナラに向けて

梨穂子は冬休み中に純一との仲を進展させることができませんでした
「これは荒療治が必要」と香苗は意気込むですが、
梨穂子は「今の（純一との）関係を急に変えなくていいかな」と発言。

純一は梨穂子と一緒に茶道部へ
先輩たちは茶道部への入部をかけて、
はるかと動物使いのスキルで勝負をしてきたそうです。
結果ははるかの完勝。
同じく卒業生のはるかを入部させようなんて、先輩たちテンパりすぎだろｗｗ
先輩たちは「茶道部に入部し部長をやらないか」と純一を誘ってきます。

梨穂子はようやく先輩二人が卒業してしまうことを実感し始めたようです
この2年間、梨穂子にとっては先輩たちがいる茶道部が当たり前でした。
梨穂子は先輩たちへの恩返しも込めて、しっかりと茶道部を守っていこうと決意。
しかし意気込んだ瞬間お腹が鳴ってしまい、純一と二人でケーキ屋へ。

新生茶道部

純一は先輩たちに梨穂子の様子を聞きに行きます
純一と先輩たちは「梨穂子は小動物っぽくて可愛い」と意気投合。
先輩たちに梨穂子＋茶道部への入部を勧められた純一は逃げ出します。

バレンタイン、梨穂子は純一にチョコシューをプレゼント
なぜシュークリームなのかというと、
先輩たちが梨穂子についたウソ
「シュークリームは好きな人にプロポーズするときに渡すお菓子」
を今だに信じていたから。
梨穂子は純一に「この人からチョコを貰ってみたいなーってはいるの？」と質問、
反対に純一は梨穂子に「梨穂子こそどうなんだ？」と質問。

その後梨穂子と純一は新入部員獲得のために努力するも結局見つけられず
そして先輩たちの卒業式、梨穂子は先輩たちに2年間の感謝の気持ちを述べます。
先輩たちも梨穂子に2年間楽しかったとお礼。
そこへ純一が登場、
純一は先輩たちへの卒業祝いとして「茶道部への入部届け」をプレゼント、
そして「茶道部と梨穂子は僕に任せて、安心して卒業してください」と宣言します。

新学期、まるで夫婦のように仲睦まじい純一と梨穂子は
共に茶道部を盛り上げていきます
梨穂子は「いつか純一に私の思いが届けばいいな」と祈願。
ちなみに梨穂子のダイエットはまだ継続中だそうです。

まとめ

梨穂子が今回サヨナラしたのは「先輩たちとの3人での茶道部」
「梨穂子と先輩たちの別れのシーン」には不覚にも感動してしまいました。

結局純一と梨穂子は明確な恋愛関係にはなりませんでした。
まぁでも梨穂子は「シュークリームは好きな人にプロポーズするときに渡すお菓子」と信じて
シュークリームを純一にプレゼントしてますし、
純一は「梨穂子のことは任せてください」とプロポーズみたいなことを言ってます。
お互いちゃんと確認していないだけで、
気持ちはもう十分に通じ合っているのではないのでしょうか。

梨穂子編全体の感想としては「観ていて癒されるなぁ」です。
純一とヒロインの関係の変化が緩やかすぎ、
なにより純一の変態紳士分が圧倒的に不足しており、
他のヒロインのエピソードと比較するとやはり退屈気味でした。
しかし小動物チックな梨穂子は可愛いかったですし、
他の脇役たち（特に茶道部の先輩たちと香苗）の活躍も素晴らしかったです。
まぁ6つもエピソードがあるんだから、1つぐらいこういう変化球があってもいいのかな。

次回からは絢辻詞編。
成績優秀で責任感があって人当たりも良い完璧超人というイメージが強いですが、
こういう娘ほど心の内側にドス黒いものを抱えているものなんですよね。
怖いもの見たさ的な意味で楽しみにしてますｗｗ