俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第7話 俺の妹がこんなに小説家なわけがない

俺妹　第7話。
今回は桐乃の小説家デビュー、そして京介とのデート。
以下感想

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似たもの同士

京介が帰宅すると、そこには暗い部屋に一人たたずむ黒猫が
なんでも桐乃は黒猫、沙織と共に高坂家で
「メルル」の鑑賞会をする約束をしたそうです。
しかし沙織は急用で欠席、
二人きりになった桐乃と黒猫は案の定ケンカになったそうです。

ケンカの原因その1は桐乃の書いた携帯小説
黒猫は桐乃の小説を読んだそうですが、
改行しまくり顔文字使いまくりで黒猫の好みからはまったく外れていました。
さらにその小説では黒猫がモデルのキャラが陵辱され死んだそうです。
京介は小説に的確な指摘をする黒猫を評価しますが
黒猫は「創作に完全な正解なんてない」「絶対的な作法なんてない」と答えます。

ケンカの原因その2は黒猫の書いた「マスケラ」の2次創作系同人誌
桐乃は黒猫の小説を読んだそうですが、
専門用語多すぎ分かりにくすぎで桐乃の好みからはまったく外れていました。
さらにその小説では桐乃がモデルのキャラが性奴隷にされたそうです。
ほんとこの二人は見事なまでに似たもの同士ですねｗｗ

京介の仲介のもと、本来の目的である「メルル」の鑑賞会を再開
用事の終わった沙織も電話を使って遠隔実況。
桐乃はOPからテンションMAX、対照的に黒猫のテンションは普段以上に低くなります。
そして二人は結局口論、これには京介も仲介を放棄。

クリスマスイブの取材デート

京介が帰宅すると、そこにはブチギレた桐乃が
桐乃がキレていたのは「京介が桐乃のノーパソでエロサイトを観てた」から。
せめて履歴ぐらいは消しとこうよ、
（共用のパソコンでエロサイト見る際の）基本中の基本じゃん。
この責任をとるため、京介はまたまた桐乃の人生相談を受けることに。

今回の人生相談は「桐乃の小説のための取材に付き合う」
桐乃の妹好きはプロレベル。
なんでも桐乃がネットに上げた小説は雷撃文庫の編集者の目に止まり、
文庫化の話まで出てきているそうです。
クリスマスイブに桐乃と一緒に東京に出てきた京介は、
取材のためと桐乃にアクセサリーを買わされます。

無理やり取材に付き合わされた京介は不満だらけ
「所詮自己満足だろ」と桐乃に言います
すると桐乃は突如バケツの水をかぶり始めます。
この行動もすべては小説の取材のため、
決して自己満足ではないと証明するための意地です。

びしょ濡れになった桐乃を連れ京介はホテルへ
この状況には京介もさすがに挙動不審に。
そこへタイミング良く麻奈実から電話がきます。
京介がイブを潰してまで取材に来たかいがあったかと聞くと
桐乃は「降ってきた」と答えます。
するとちょうど雪が降ってきました。

まとめ

黒猫の「創作に完全な正解なんてない」というセリフはなかなか深いと思いました。
小説に限らずすべての創作物はその作者の趣味や考え方、人格を映しだすもの。
この世界に完全な人間なんているわけないですよね。

自分の小説が自己満足でないことを証明するために
寒空の下バケツの水を被った桐乃のプロ根性は凄まじいですね。
「自分の創作物は自己満足なんかじゃない」という意識を持っているかどうかが、
創作物を創ることを楽しんでいるだけの素人と
創作物で名を上げていくプロとを分けているのかもしれないですね。
（ちなみにアニメ感想という創作物を創っている自分はバリバリの自己満足ですｗｗ）

クリスマスイブに口実を作り京介と出かけ、
プレゼントまでを買わせた桐乃のブラコンっぷりは凄まじいですね。
ついには一緒にホテルにまで行っちゃってるし、こりゃ一銭超えるのも時間の問題かなｗｗ

素人のくせにプロの編集者の目に止まった桐乃。
容姿端麗なモデルで成績優秀な優等生、
運動神経抜群なアスリートの次は文才あふれるラノベ作家か・・・。
というかマジで桐乃の小説がアニメ化するの！？さすがに人生うまくいき過ぎだろ！！