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伝勇伝 第18話。
フェリスとシオンはライナと再会、そして・・・。
以下感想
再会
クラウの負傷を知ったシオンは直ちにエスタブールへ一方、フェリスはルシルにライナに何をしたかを問いますが、
ルシルは「妹にちょっかいを出さないで欲しいと言っただけ」としか答えません。
そこへエスリナから、「ライナはエスタブールにいる」との知らせが。
エスタブールにて食事中のライナはフェリスの襲撃を受けます約束を破ったライナにフェリスは激怒、
フェリスが大暴れしたせいでお店はぐっちゃぐちゃ。
フェリスはライナの放った「お前も俺を殺すための人材か?」の真意を気にします。
離別
そこへ殲滅眼のティーアが登場ライナの魔法を吸収したティーアはライナとフェリスを圧倒。
ティーアは「自らの仲間」であるライナに「迎えに来た」と伝えますが、
そこで多数の矢に襲われます。
シオン率いるローランド軍が到着、シオンはティーアと対峙魔法を付与していない矢によって傷を負ったティーアですが、
ローランド兵を一人喰らって傷を癒します。
ティーアが「矢が届く前にお前を食べることができる」とシオンに豪語しながらも
それをしなかったのは、複写眼保持者のライナが暴走してしまうから。
ライナが複写眼保持者だと知りローランド兵は皆動揺、
ティーアは化け物扱いされるライナを「僕と一緒においで」と誘います。
「お前らのせいじゃないよ」「俺はお前らが好きだった」ライナは「シオンがルークに出していたライナの抹殺命令」についても、
シオンのことは責めたりせず、逆に「悪いのは俺だ」と謝ってきます。
ライナはティーアに魔法を放ち、ティーアはそれを吸収。
力を得たティーア、そしてライナはシオンとフェリスの前から姿を消しました。
「脅威は去った」とシオンは勝利宣言フェリスはそんなシオンに対しライナ同様
「お前は悪くない、守るべきものを守っただけだ」と言います。
魔眼使いを退け英雄視されるシオンですが、
その胸中は「去り際のライナの顔」でいっぱいでした。
―――フェリスは新たなる旅へと出発今回の目的は究極の団子探しではなく、行方知れずのバカを探して懲らしめること。
まとめ
ついにライナはシオンやフェリスと離別してしまいました。
まぁここ最近の鬱展開を考えるとある意味必然ともいえる結末ですね。
今回の結末の原因を挙げるとすれば
「自分と違うものを受け入れることができない人間の弱さ」しかしこれは弱い生き物が自らの身を守るために必要な本能。
みんながみんなフェリスのように強いわけではないですし、
こればっかりはどうしようもないのでしょうね。前回右腕(クラウ)の「右腕」を奪われ、
さらに今回心を許せる唯一の相手(ライナ)まで失ったシオンがとても心配ですね。
今回のことでまたシオンは陰で自分のことを激しく責めてしまうでしょう。
ライナやフェリスはシオンに「お前は悪くない」と言っていましたが、
自分はあの発言はあまりよくなかったんじゃないかと思います。
誰もシオンのことを責めてあげないから、
シオンはその代わりに自分で自分を責め続けてしまうのではないでしょうか。
ライナはティーアが属する「魔眼使いの組織」と合流するようですが、
予告からするとまだ彼らの仲間になるとは決まっていなさそうですね。
この組織が何を目的として活動しているのかは知りませんが、
少なくともティーアは人間を食料程度にしか考えておらず、
また魔眼使いを人間より遥かに上の存在と見なしています。
人間でありたいと願い続けてきたライナが
この先この組織と関わることによりどのように変化するのかが見物ですね。
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