とある魔術の禁書目録II #03 天草式

禁書II　第3話。
天草式との激突、果たしてオルソラを救い出せるのか―――。
以下感想

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VS天草式

アミューズメントパークにて天草式を発見
アニェーゼ部隊が陽動として正面から天草式と突撃、
その間に上条さんやインデックス、ステイルが
パーク内にてオルソラを捜索するという算段です。
上条さんはステイルからイギリス清教式の十字架を渡され、
天草式への囮として扱われます。

天草式の一人を倒した上条さんは
混乱に乗じて逃げ出してきたオルソラと遭遇
オルソラは上条さんの十字架に興味津々。
上条さんはオルソラの首に十字架を掛けてあげます。
何と言うか、二人とも緊張感がないなぁ。

上条さんはオルソラに
なぜ法の書の解読なんか試みたのかと問います
魔道書の力なんて争いの種、オルソラは法の書の力が欲しかったのではなく
法の書を破壊するために解読法を調べていたと答えます。

真実

そこへ天草式教皇代理の建宮斎字と
インデックスをかばいながら建宮と戦っていたステイルが登場
上条さんと建宮はお互いの信念をぶつけ合います。
上条さんは建宮の剣（フランベルジュ）と
いつの間にか繰り出されている魔術に苦戦。

上条さんは建宮に突っ込むみ、ステイルに「俺ごとやれ」と指示
建宮はステイルの炎剣から身を守るための術式を構成、
しかしステイルの炎剣は"幻想殺し"によって打ち消されます。
虚を突かれた建宮に上条さんの拳がクリーンヒット、
さらにステイルと二人がかりで建宮を押し倒し、天草式に見事勝利。
オルソラはアニェーゼ部隊のもとへ。

拘束された建宮は上条さんにこの事件の真実を伝えます
・天草式は別に法の書の力を欲していたわけではなく、
　そもそも法の書は盗んでいない。
・そして天草式はオルソラを攫っていたのではなく、
　ローマ正教からオルソラを保護していた。
・なぜオルソラを保護していたのかというと、
　法の書の解読に成功したオルソラはローマ正教によって殺されてしまうから。
・オルソラは天草式に頼ってきたのだが、
　最後の最後で彼らのことを信じられなくなり逃げ出してしまった。
・天草式が何の関わりも持たないオルソラを助けようとしたのは、
　別に理由なんてない、それこそが女教皇（プリエステス）＝神裂の教えだから。

そこへオルソラの悲鳴が響き渡ります
さらにアニェーゼ部隊のシスター、ルチアとアンジェレネが登場。
異教の民である上条さんに触られたルチアは激昂、
上条さんへ魔術で攻撃を仕掛けます。
さらにアンジェレネも魔術を繰り出しますが、
それをインデックスが強制詠唱（スペルインターセプト）で制御を奪い防戦。
撤退命令を受けシスター二人はその場を撤退。
建宮は「これがローマ正教の裏のやり方よ」と上条さんに言います。

まとめ

とりあえず今回も軽く解説

天草式の戦術
彼らが得意としているのは"偽装"。
日用品や日常生活の何気ない動作から魔術的要素を取り出し、
それらを繰り返すことによって魔術を発動させています。
建宮が特別な動作や詠唱なしで魔術を使用していたのはこのためです。
また、彼らはフェイントを多用します。
1期で神裂も「日本刀による斬撃と見せかけて実は七本のワイヤーを操っていた」
という戦術を使っていましたね。

天草式と神裂
世界で20人といない聖人であり、生まれながらに天草式の女教皇という
絶対的な強運と実力の持ち主である神裂。
しかし神裂は戦いで傷つく仲間たちを見て、
「自分の強運のせいで仲間に不幸を押し付けてしまっている」と思い込み、
天草式を離れていきました。
一方、天草式のほうは「神裂がいなくなったのは自分たちが無力だから」と考え、
神裂の信念を頑なに守り続け、
またいつの日か神裂と共に戦えるよう力をつけてきました。
ちなみに神裂の信念＝魔法名はSalvare000、「救われぬ者に救いの手を」です。


なんか2期になってからインデックスが妙に有能ですね。
1期の頃はタダの大食いニートシスターって印象しかなかったのに・・・。

そして今回も上条さんは妙に女性とくっついてばかりでしたね。
でも上条さんのことは不思議と羨ましいとは思えない、なんでだろう・・・。

今回もめまぐるしく状況が変化しましたが、
要するに今まで敵だった天草式が実はイイヤツらで、
仲間だと思っていたローマ正教（アニェーゼ部隊）こそが真の敵だったという展開です。
しかしこの事件はオルソラをローマ正教に引き渡してしまった時点で
完全にローマ正教内部の問題となってしまいました。
ローマ正教という巨大組織が持つ歪みから
上条さんたちがオルソラをどうやって助け出すかが見物ですね！