とある魔術の禁書目録 22巻 を購入しました。
表紙は善悪にとらわれない存在となった一方通行(アクセラレータ)と
第3次製造計画(サードステージ)によって造り出された
新たなるミサカ、番外個体(ミサカワースト)です。
以下簡単なあらすじと感想。
ネタバレありますのでご注意を
第3次世界大戦、最終局面
浜面仕上の前にまたもや現れた麦野沈利は
今度こそ浜面に勝利するため"体昌"を使用能力を人為的に暴走させて"原子崩し(メルトダウナー)"を撒き散らす麦野に対し
浜面がとった行動とは―――。
大天使「ミーシャ=クロイツェフ」の爆発を押さえ込んだ一方通行は
風斬から打ち止め(ラストオーダー)を助けるためのヒントを授かりますヒントをもとに打ち止めを救う術にまでついにたどり着いた一方通行ですが、
その術にはとても大きなリスクが潜んでおりました―――。
「ベツレヘムの星」にてフィアンマと対峙した上条当麻は
フィアンマの猛攻に圧倒されますそしてついに"幻想殺し(イマジンブレイカー)"の宿る右腕を斬り落とされ、
フィアンマに取り込まれてしまいます―――。
感想
盛り上がってきたところでオアズケをくらってから2ヶ月間、
本当に、本当に待ち遠しかったですよ!今回で第3次世界大戦、並びに「神の右席」編は終了。
第2、第3の主人公たちがそれぞれ存分に活躍してくれました。
レベル0でタダのチンピラだったはずの浜面は
学園都市が抱える闇へとさらに接近。
そして、守るべきものがまた1つ増えた彼は
これまでよりよりたくましく、男前に成長しました。
科学によって生み出された怪物である一方通行は
ついに魔術の領域にまで到達。
科学と魔術、善と悪、それらの境界を取っ払い、
自らの罪を洗い流すかのように祈り続けた彼は、
打ち止めに自分の素直な気持ちを伝えられるようになりました。
劇的な成長をみせた二人ですが、
今回の見所はやはり第1の主人公である上条当麻だと思います。
記憶を失ってから数ヶ月、いろいろな災難に巻き込まれながら
彼が得てきたものはとても些細なもの。
しかし、それは世界を救うほどに大きな存在だった。
自らの信念に従い世界を救うために最期まで闘い抜いた彼の生き様は
最高にカッコよかったです!様々な伏線が回収された今回ですが、同時に新たなる謎も多数生まれました。
中でも特に気になったのはやはり上条さん、並びに"幻想殺し"の正体です。
「失った右腕の代わりに透明で強大な力が出現」ってのは
すでに第2巻でのアウレオルス戦でみせていましたが、
どうやらあれは"黄金錬成"によって生じたものではなく
上条さん自身に備わっていた力であったようですね。
今回で長かった「神の右席」編は終了ですが、
物語はまだまだ続きそうですね。
ついに表に出てきたアレイスターとその首を狙うローラの動向、
そして上条さんの安否が気になります。次巻も楽しみです!
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