2010夏アニメの評価 その2の続きです。
今回はみつどもえ、世紀末オカルト学院について。
(アマガミSSと伝勇伝は途中評価)
みつどもえ 84点
恐ろしくバカバカしいギャグ、今期の問題児その2第1話から最終話まで観ていって一番評価が上がったのがこの作品で。
三つ子の性格やサブキャラたちの特徴がつかめてきた途端
とても面白く感じるようになりました。
どいつもこいつも憎めないいいキャラばかりでした。とにかくぶっ飛んだネタばかり、
そして予測不能で驚愕のオチばかりでした!1話につき計4エピソードという放送形態も
一つのエピソードが長すぎず短すぎずで絶妙だったと思います。
そして毎回無茶苦茶な小学生たちが
無茶苦茶なことをやっているだけかと思えば、
ところどころで小学生らしい可愛らしさを見せつけたり、
意外な優しさを見せつけたりしてくれたところがとてもよかったです。見た目は完璧不審者な三つ子の親父も実はとても立派な父親で、
いつしかバカにするどころか尊敬するようにまでなってしまいました。
そしてこの作品はすでに1月から第2期の放送が決定済み。
(全8話なのが気になりますが)
第1期目で登場人物の紹介は完了といったカンジなので、
これまで以上の暴れっぷりが観られそうですごく楽しみです!
ベストエピソード
第8話 RUNNERベストキャラクター
丸井ひとは(CV.戸松遥)世紀末オカルト学院 86点
今回の舞台は世紀末、アニメノチカラの真骨頂アニメノチカラのこれまでの2作品には
なにより「インパクト」が足りてなかったと思うのですが、
この作品はその点に関しては文句なしだったです。数々のオカルト現象やシュールな笑い、
そしてマヤの可愛さとつかみは完璧でした。
あまりにも優柔不断すぎ、ヘタレすぎで
最初は文明のことを今期最低の主人公だと思っていたですが、
第12話と最終回での覚醒っぷりを観ていたら評価がガラリと変わってしまいました。
今では今期で一二を争う良主人公だったと思えます。
わずか1クールの作品に数多くの謎をぶち込んで、
そのすべてを強引ではありましたが綺麗さっぱり解決させたことには
素直に感心しました!終盤の超展開は賛否両論でしょうが、
自分はその超展開も楽しむことができたので十分満足しております。
まさにアニメノチカラの面目躍如となる素晴らしい作品だったと思います!ベストエピソード
第13話 マヤの文明ベストキャラクター
神代マヤ(CV.日笠陽子)アマガミSS 80点(第12話時点)
オムニバス形式を取り入れたギャルゲーアニメ主人公の純一は変態である点以外は
ヒロインによって性格が結構変わってしまいますので、
良くも悪くもヒロイン次第で面白さが決まる作品であると思います。最初のヒロインである森島はるかは何考えてるんだかよくわからなくて、
個人的にはイマイチでした。
反対に3人目のヒロインである中多紗江が個人的には大当たり、
彼女の一生懸命さに終始ドキドキしっぱなしでした。ナレーションもオオカミさんのそれとは違い、
口数の少ないヒロインだからこそできてしまう間を
うまいこと埋めてくれる良いナレーションだったと思います。
そして2クール目は
早速原作での1番人気と呼び声が高い七咲逢編から。
これからのどういった展開となるのかすごく楽しみです!
ベストエピソード
第12話 中多紗江編 最終章 コイビトベストキャラクター
中多紗江(CV.今野宏美)伝説の勇者の伝説 80点(第12話時点)
広大な世界観と深いテーマを持つダーク・ファンタジー「どうして戦争は起きるのだろう」
「争いをなくし平和に生きていくにはどうすればいいんだろう」
非常に難しく、正しい答えなんてない問いなのでしょうけど、
それを真剣に考えさせられる作品です。
同じ願いを持ちながら
別々の立場、別々のやり方でその願いを叶えようとする
ライナとシオンの対比が非常に面白いです。この先二人がどういう道を選んでいくのかが楽しみですね。
話が進むにつれ登場人物の相関図やこの作品の世界観が
徐々に明らかになってきました。
おそらくこれまではほんの序章、本番はこれからなのでしょうね。
2クール目も期待しております!
ベストエピソード
第10話 夕暮れベストキャラクター
ライナ・リュート(CV.福山潤)その4に続きます
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