2010夏アニメの評価 その1の続きです。
今回はストライクウィッチーズ2、生徒会役員共、あそびにいくヨ!について。
ストライクウィッチーズ2 86点
パンツじゃないから恥ずかしくないアニメの続編2期の印象としては「とにかく各キャラの単独エピソードだらけ」
そのためストーリーは1期以上に雑だったように感じました。
(もともとストーリーを楽しむような作品でもないのですが)
戦闘は王道的展開で非常にアツかったです。特に
第2話での全員集合や坂本さんの活躍、
第8話の芳佳覚醒など
観ていてとても興奮しました。
ただ、せっかくこの二人がパワーアップしたというのに
パワーアップ以降ほとんど見せ場がなかったのが少し残念でした。雑なストーリーというマイナス要素を
補って余りあるほど各キャラの魅力が素晴らしかったです。第6話のエイラーニャ回、そして伝説の
第7話は
間違いなく1期のそれを上回る出来だったと思います。
さらにペリーヌの優遇っぷりが個人的にはとても嬉しかったです。不満があるとすれば
やはり芳佳のお父さんの安否やネウロイに正体などの謎が
まったく明らかにならなかったことです。続編が製作されることを切に願っております。
ベストエピソード
第8話 翼をくださいベストキャラクター
ペリーヌ・クロステルマン(CV.沢城みゆき)生徒会役員共 80点
9割下ネタ、今期の問題児とにかく感想を書くのに非常に苦労した作品。
ここみたいにテキストオンリーのあらすじを書くブログにとっては
まさに天敵のような存在でした。結局面白いと思ったネタを紹介しツッコミを入れるだけ
みたいな形式になってしまいましたが、
まぁ勘弁してやってください。
この作品のキモであるタカトシのツッコミですが、
声優さんの演技力によってツッコミに"色"がつき、
見事に原作以上のツッコミに仕上がっていたと思います。ハイスピードで投下される下ネタに次々と繰り出されるツッコミ、
今期の中でも特に安定した面白さを維持し続けていた作品だったと思います。放送直前はどうなるのか心配だったのですが、その心配は完全に杞憂でした。
残念だったのは
第9話でのジョージや
第13話での座談会などの製作側の暴走です。
ただ、原作と違ってシノをより子供らしく描いていたところは
個人的にかなり良かったです。
ベストエピソード
第12話ベストキャラクター
天草シノ(CV.日笠陽子)あそびにいくヨ! 72点
宇宙人とのファーストコンタクト、沖縄を舞台にしたスペースラブコメ第1話を視聴した段階でのワクワク感は今期アニメの中でも随一でした。
ただ話が進むにつれてどんどんそのワクワクが薄れていったなぁというカンジです。
最初は地球にやってきた宇宙人と
それをめぐる様々な組織との戦いみたいなものを想像していたのですが、
いつしか宇宙人や主人公さえも蚊帳の外へと追いやった
二人の女の恋愛模様を見守るだけの作品になっていました。特に終盤での真奈美のおせっかいぶりは
観ているこちらがうんざりしてくるほどうざったかったです。宇宙人とのファーストコンタクトがメインテーマの作品なんだから、
もっとキャーティアたちに出番を与えるべきだったと思います。恋愛モノを描きたかったのだとしても、
アオイと真奈美の言い争いだけではあまりにも不毛すぎます。
当の本人である騎央や二人の最大の恋敵であるエリスも
ちゃんと話に加えてあげるべきだったのではないでしょうか。
アシストロイドの可愛さは凄まじかったですし、
キャーティアの持つテクノロジーにもワクワクしました。
この作品の持つSF要素はそのすべてがすごく興味深かったです。だからこそ先程も書きましたが、
後半キャーティアたちの出番が減ってしまったのが残念で仕方が無いです。
ベストエピソード
第2話 あそびきにましたベストキャラクター
アシストロイドたちその3に続きます
- 関連記事
-
にほんブログ村