ストライクウィッチーズ2 第12話 天空より永遠に

ストライクウィッチーズ2　最終話。
501統合戦闘航空団の最後の戦い、
芳佳はみんなを守ることができるのか―――。
以下感想

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最後の敵

坂本さんはミーナ隊長に必ず帰ってくると約束し
一人ネウロイの巣へ向かいます
坂本さん以外のウィッチは全員前回の力を使い果たしており、
皮肉なことにこの任務は前回の時点で魔法力が尽きかけ
ロクに戦闘が行えなかった坂本さんしか果たすことが出来ません。
何とか大和まで到達した坂本さんは紫電改をネウロイ化されながらも
残された魔法力を大和の魔導ダイナモへと注ぎ込みます。
そして大和は再起動、主砲を発射しネウロイの巣を破壊します。

ネウロイの巣は消滅、そして大和は健在でしたが、
なぜか大和のネウロイ化が解除されません
すると大和の背後に超巨大なネウロイのコアが出現。
このコアは坂本さんをとり込むことにより、
扶桑のシールドを展開し圧倒的な戦闘力を見せつけます。

坂本さんを助けるため、そしてみんなを守るため、
芳佳は魔法力を使い果たしていながらも飛ぶことを決意
真・烈風斬を使えばどんなネウロイだって倒せると豪語する芳佳は
ミーナ中佐の制止を振りきり発進。
最初は限界まで魔法力を使い果たしているため
うまく飛び立つことが出来ませんでしたが、
第3話での箒の訓練を思い出し無事飛翔します。

みんなを守りたい！

大和の先端に突き刺さっている烈風丸を目指す芳佳ですが
行く手には多数のネウロイが立ちふさがります
そこへ芳佳のあとを追い他のメンバーも登場、
芳佳を烈風丸のもとまで行かせるために援護をします。

烈風丸までたどり着いた芳佳は烈風丸を引き抜きます
しかし烈風丸は持ち主の魔法力を吸い尽くす、
坂本さんは芳佳にやめるよう言いますが、
芳佳は「構いません！それでみんなを守れるなら、願いが叶うなら！」と答えます。
そして芳佳は烈風斬を放ち、超巨大コアを破壊します。

魔法力を失った芳佳は震電を脱ぎ捨てます
ストライカーを履いていない二人は自由落下、
しかしストライクウィッチーズは11人で一つ、
芳佳たちは仲間たちに支えられ基地へと帰還。

ロマーニャ上空のネウロイは完全に消滅
501統合戦闘航空団、通称ストライクウィッチーズは正式に解散
扶桑へ戻った芳佳は
みっちゃんが見つけたケガした小鳥を包帯で治療、
そして二人で小鳥を見送ります。
ラストカットは浜辺に打ち上げられた震電と烈風丸―――。

まとめ

「みんなを守りたい！」
そう強く願って空を目指した芳佳は、
その願いを叶えるために自らの翼を失うことになりました。
芳佳自身はこの結果で十分満足なのでしょうが、
今までと違い芳佳が魔法ではなく包帯で小鳥の治療を行ない、
その小鳥が空高く羽ばたくのを見送っていたシーンを観ていたら、
「芳佳はもう二度とあんなふうに飛べないんだなぁ・・・」と
観ているこっちがすごく切ない気持ちになってしまいました。

これまで散々坂本さん引退フラグを立てておきながら、
最終話でいきなり芳佳を引退させるとは正直度肝を抜かされました。
主人公がすべてを失いながらも勝利をもぎ取るという展開は
好きではあるのですが、
今回ばかりはこれをやらないでもらいたかったです。

まさか坂本さんだけではなく主人公の芳佳まで
ウィッチを引退せざるをえなくなるなんて・・・、
これじゃ3期製作はほぼ絶望的じゃないですか！
芳佳のお父さんとかネウロイとの対話とか
伏線がまだ残っているというのに・・・。

まぁでも501統合戦闘航空団にこだわりさえしなければ
3期も十分作れそうですよね。
特に2期では501所属以外の登場人物が多数登場しましたし。
それにもしかしたら芳佳が某少年マンガみたいに
復活を遂げるかもしれませんよね。
（どちらかに転んだとしても賛否両論となりそうですが）

なんだか文句ばかり書いてしまいすいません。
すこし強引な展開だなぁとは思いましたが、
最終回の内容自体には十分満足しております！
今は「もしかしたら3期あるかも・・・」と淡い期待をしながら、
1期と合わせて半年間自分を楽しませてくれたこの作品に感謝したいと思います。
ありがとうございました！

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