オオカミさんと七人の仲間たち 第12話 おおかみさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女

オオカミさんと七人の仲間たち　最終話。
亮士を狙う一人の女性、果たしておおかみさんはどうする―――。
以下感想

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玉の輿狙いの貧乏少女

貧乏少女、火村真知子
父親の借金のために日夜バイトに明け暮れる苦労人です。
亮士やおおかみさんと同じクラスの彼女は、
大きな家（おかし荘）に住んでて大きな犬を飼っている亮士を大金持ちと勘違い。
玉の輿を狙って亮士にアプローチをかけます。
パンツやブラにデカデカと名前を書いているのは
無くさないようにするためなのかな？
何もあそこまで自己主張することないだろうにｗｗ

御伽銀行への依頼で亮士は真知子とデートをすることに
昨夜の晩飯を抜いてそのお金で弁当を作ってきたり、
ボートで無理やりくっつこうとしたりと、
真知子は積極的に亮士に迫ります。
そんな二人を陰で監視するおおかみさんとりんごちゃん。

亮士と既成事実を作ろうと自宅へ向かう真知子ですが、
突如用事ができたとデートを中断します
亮士を別れたあと真知子のもとに現れたのは借金取り。
借金取りによると真知子の父親が真知子のバイト代を持って消えてしまったとのこと。
呆然とする真知子に父親の代わりをさせようと借金取りが迫りますが、
引き返してきた亮士が彼女を救います。

亮士とおおかみさんの気持ち

真知子の境遇を聞いた亮士は男モードへと変身、
どこぞへと電話をかけます
するとさっきの借金取りが仲間を連れて登場、
亮士、そしておおかみさんは借金取りども相手に大立ち回り。
戦う亮士を見て、真知子は本当に亮士のことが好きになったようです。

御伽銀行の尽力によって真知子の借金はチャラ
真知子はおかし荘に住まうことに
ちょっと形は違うけど、一応真知子の夢は叶いましたね。
おかし荘で真知子の歓迎パーティーが催される中、
真知子は亮士を呼び出し告白をしようとします。
しかし亮士はおおかみさんへの思い真知子へ打ち明け、
真知子は告白する前にフラれてしまった形に。
おおかみさんはそんな二人の会話を陰から聞いていました。

真知子は亮士が去ったあと、
「ダーリンのことをどう思っているのか」とおおかみさんに問います
おおかみさんの答えは「嫌いじゃない」
その後みんなで花火、亮士はまたまたおおかみさんに「大好き」と告白。

まとめ

今回は別の女性が亮士に接近したとき、
おおかみさんがどんな反応をするのかを楽しむ回。
素っ気ないフリしながらも亮士と真知子のことを
気にしまくるおおかみさんはカワイかったですが、
最後くらいおおかみさんの口から「好き」という単語が聞いてみたかったです。

驚くほど盛り上がりに欠けていましたが、
内容自体はそこまで悪い最終回ではなかったと思います。
ただ、前回決着の着かないまま完全放置の羊飼は
一体どうなったのかが非常に気になりました。
この作品に関してはいろいろと言いたいことがありますが、
それはまた作品全体の感想の時にでも。

⇒作品全体の感想