

禁書3期 第2話。
フランス、アビニョンに放り出された上条さんを待っていたのは・・・。
以下感想
おしぼり娘の大躍進
フランス、アビニョンに放り出された上条さんを待っていたのは・・・。上条さんは超音速旅客機で学園都市を発った後、
土御門によりフランス上空にパラシュート一つで放り出される。
土御門の無茶振りは無茶振りの域を軽く超えているわけですが、
そこはまぁ上条さんの悪運と二人の信頼関係のなせる業か。
土御門なりの愛情表現、と言うよりストレス発散かな。
ちなみにインデックスさんは当たり前のようにお留守番。
舞夏のおかげで留守中餓死する危険は皆無、安心ですねw
到着早々溺死寸前の上条さんは、別ルートでフランスに乗り込んでいた、
天草式のメンバーの1人、五和によって救助される。
2期でもイタリアにて上条さんへ控えめにおしぼりを渡そうとしていましたが、
ここにきて異国の地にて上条さんと二人きりという大抜擢。
とはいえあの装いはさすがに攻めすぎじゃありませんかね。
今回の上条さんの目的は「ローマ正教の霊装"C文書"の破壊」
この"C文書"によって「ローマ正教信徒は学園都市は悪い奴」と信じ込まされ、
結果、フランスでは反学園都市のデモが発生している、とのこと。
親船が上条さんを頼ったのはこの状況を"平和的に"解決するため。
このままデモが過激化していくと、学園都市側にも大義名分が生まれてしまい・・・。
"C文書"の発動を防ぐため地脈の切断を試みる上条さんと五和ですが、
そこには神の右席、左方のテッラが待ち構えていた。
・・・うーん、ローマ正教の切り札の一人なわけでバケモノに違いないはずですが、
どうにもテッラからは小者臭が漂っちゃってるんですよねぇ。
やっぱり初手が「見た目華奢な女の子への不意打ち」で、
エモノの前で舌なめずりしちゃってるあたりが原因かなぁ。補足、解説
天草式十字凄教日本に存在する十字教の一派、通称「天草式」
モチーフが隠れキリシタンなだけあって、
「日用品から魔術的要素を取り出し魔術を行使する」のを得意としている。
元々は神裂火織が教皇を務めていた宗派。
2期の"法の書編"では、教皇不在が原因で暴走したかと思いきや、
実は彼女の教えと理念を忠実に守り続けており、
いろいろあって今は神裂のいるイギリス清教の参加に収まっている。
端的に言ってすっげぇいい奴らです。
神の右席ローマ正教の暗部に存在する組織で、一連の騒動の黒幕。
教皇に対して命令できてしまうほどの実力と権力を有している。
メンバーは四人で、各々の名は属する天使と性質を表しています。
「不完全ながら天使や神に匹敵する魔術を扱える」のが最大の特徴。
一例を挙げると、メンバーの一人の前方のヴェントは、
「どこの誰であろうと、自身に敵意を向けてきた相手を卒倒させる」
という反則級の魔術を使っていました。
その影響で、テッラが語っていた通り「通常の魔術が使用できない」
まぁ彼らにとってはハッキリ弱点と言えるほどのデメリットではなく、
強いて言えば「能力が強大すぎて制御に苦労する」
「能力の穴を埋める手段が乏しい」あたりが弱点でしょうか。
余談ですが、今作の魔術は"異世界の法則を現実に適用するもの"で、
"才能のない者が才能のある者と同等の力を発揮するためにあるもの"。
そのため、現実世界の理に従う才能のある者である超能力者には使用不可。
(厳密には身体がボロボロになって最悪死にかねない)
超能力もおもいっきりオカルトじみているのですが、
魔術とは根本的に法則が異なるってことです。
まとめ
てなわけで今回はフランス、"C文書編"の序章。
3期のヒロイン筆頭格、大正義五和さんの破壊力が凄まじい一話でしたね。
でもって彼女の見せ場はまだまだこれからですのでご安心を。
上で小物臭がすごいとは書きましたが、
神の右席の一人であるテッラは紛れもなく強敵。
強力な反面弱点てんこ盛りな「幻想殺し」を扱う上条さんにとって、
相手の能力への理解力と対応力、そして仲間との連携が生命線となる。
上条さんが五和とどのようにしてテッラに対抗していくのかに注目ですね。
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