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ユーフォ2期 第10話。
頑なに部活復帰を諦めようとするあすか先輩に、久美子は・・・。
以下感想
悔いの残らない選択を
頑なに部活復帰を諦めようとするあすか先輩に、久美子は・・・。全国大会は夏紀先輩に出てもらうことですでに話は決まっている。
これ以上話を蒸し返すつもりはないし、もう踏ん切りはついている。
と、あすか先輩は晴香部長や香織先輩の説得にも耳を貸さない。
前回の久美子の言葉であすか先輩にも欲が出てくると思ったのですが、
皮肉にも効き目が強すぎて逆に諦める決め手になってしまったのかな。
にしても、晴香部長も香織先輩も、低音パートのみんなも、
あすか先輩に辞めてもらいたくない気持ちが間違いなくあるのに、
その気持ちをストレートに直接本人に伝えようとは決してしないんですよねぇ。
特に2期では部員たちのこういう遠慮しがちなところがなんとも歯がゆいです。
まぁあすか先輩の抱える事情が事情だし、当人が十分だと言っている以上、
深く追及できないってのもわかるんですけどねぇ。
今さらながらデカリボン先輩がすごく偉大に思えてきましたよ。
で、あすか先輩もあすか先輩で本当に卑怯ですよねぇ。
「練習も出ないし本番にも出られるかわからない人間が復帰しても迷惑なだけ」
確かに、陰ながらあすか先輩の復帰を快く思わない部員もいるかもしれませんが、
これはあくまであすか先輩の個人的な見解でしかないですし、
それこそが部員たちの本心だと決めつけ、自分が辞める理由にするのが卑怯です。
そのくせ久美子のことは「安全な場所で見守っているだけ」だと切り捨てる。
よくもここまで自分のことを棚上げにできるなぁと逆に感心してしまいますね。
周りから一線引いて本心をずっと隠し続けてきたのはあすか先輩のほうだろうと。
まぁ似た者同士の久美子が相手ですし、若干の自虐も入っているのでしょう。
あすか先輩の本心、他の部員たちの本心、そして姉の本心を知った久美子は、
自分自身の気持ちを抑えきれることができなくなり、あすか先輩にそれをぶつける。
視聴者目線でもあすか先輩に感じてきた気持ちを過不足なく表現してくれた、
本当にこれ以上ないくらい素晴らしい心の叫びでしたね。
まとめ
てなわけで今回はあすか先輩編のクライマックス。
これまで抱えてきた思いをすべて爆発させた久美子の表情と、
それを聞いたあすか先輩の感極まった表情が最高に美しい一話でしたね。
この盛り上がりでまだまだ最終回じゃないってのが驚き、
というかこの先これ以上の盛り上がりはないんじゃないかと思えてくるのですが、
自ら上げたハードルを軽々超えてくるあたりがこの作品のすごいところです。
で、久美子があすか先輩にうつつを抜かす間に今度は正妻がなんだかおこに。
麗奈が不機嫌な理由は想像に難くないのですが・・・。
あすか先輩は大人すぎだったけど、麗奈は逆に子供すぎる。
両極端すぎるだろこの二人はw
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