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Re:ゼロから始める異世界生活 第14話 絶望という病

TVアニメ「 Re:ゼロから始める異世界生活 」後期エンディングテーマ「 Stay Alive 」

Re:ゼロ 第14話。
エミリアに迫る危機を前に、療養を命じられていたスバルは・・・。
以下感想

「独善」という名の病気

エミリアに迫る危機を前に、療養を命じられていたスバルは・・・。

治療という名目で、今度は王都に置いてけぼりをくらったスバルは、
自虐的に剣術の修行にのめり込む日々をおくっていたが・・・。
これまでのループで死の痛みと恐怖を誰よりも理解しているスバルが、
それでもなお「死に戻り」の能力を使おうと考えてしまうのは、
エミリアに失望された現状が文字通り死よりも苦痛だから。
すでにこの段階でスバルの精神は正常とは言えないのかもしれません。

そんな中、スバルはエミリアの身に危機が迫っていることを知り、
再びエミリアの言いつけを破り、ロズワール邸への帰還を試みてしまう。
今のスバルはエミリアのピンチすら汚名返上の好機と考えていそう。
心構えは気に入りませんが、焼け石に水でしかない修行よりは有意義な選択か。

一方、レムにはそんなスバルがただの自殺志願者しか見えなかったはず。
スバルのことを信用していないとか頼りにしていないとかそれ以前の問題で、
客観的に見て心身ともに異常だから、万全を期して置いて行ったに過ぎない。
というか、スバルの身体的不調の責任の一端はレムにもあるわけで、
そんなレムがスバルを危険な場所に連れて行くなんて心情的にできないですよ。

そしてレムに置いて行かれたスバルは今度はレムに対しても憤りを滾らせる。
「なんで俺の気持ちをわかってくれないんだ」と嘆いているくせに、
自分は相手の気持ちをこれっぽっちも理解しようとしない。
で、どうせ「俺がレムのそばにいなかったせいで・・・」とか、
的外れにして思い上がりにも程がある盛大な勘違いするのでしょう。
もうね、気が済むまで好きなように何度だってやり直せばいいと思う。
スバルの病的なまでに独りよがりな性格は、
一度二度死んだ程度じゃ治りはしないでしょうから。


まとめ

てなわけで今回はエミリアに危機が迫り、いよいよ物語が大きく動き出しましたね。
前回のスバルも相当ひどかったですが、個人的には今回のほうがよりひどかった。
前回からまるで反省することなく病状をさらに悪化させていましたから。
どうせまた死に戻るとはいえ、これじゃ死んでいったレムも浮かばれませんよねぇ。

強すぎる承認欲求と根拠不明の万能感。
元ヒキニートならではの病を治さぬことには此度のループは乗り越えられない。
これまでも他者の協力があってこそ、というか基本おんぶにだっこ。
なんでそのことを完全に失念しているのか、ちょっと理解しかねます。
まぁここから先、さらなる圧倒的孤独に襲われることになるスバルが、
どのようにして他者とのつながりを取り戻すのかに期待するとしましょう。
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[ 3215 ] Re: Re:ゼロから始める異世界生活 第14話 絶望という病
結局のところスバルはまだまだ子供なんでしょうね。
引きニートって言われてますが、まだ高校生らしいので、正しくは不登校児ですし。
思春期の子供が、(いつも最後は他人に美味しい所を持ってかれてるとはいえ)、必死に頑張って、その結果、人の命を救う程の活躍したなら自分を特別だと勘違いしても不思議じゃないです。

前回のスバルを観ていて個人的にFate/Zeroの雁夜を思い出したんですが、
スバルは彼と違って、周囲に蟲ジジイや愉悦神父のように悪い方向に誘導する者がいないどころか、
むしろ善意で忠告したり世話を焼いてくれる人たちに恵まれてるんですよね。
なのに、その人たちの善意をことごとく無視してるどころか善意に気付かず暴走するのが、、
スバルのイメージを決定的に悪くしてるんだと思います。

そして、スバルがなぜ周囲の人たちの善意、それに前回エミリアが怒った理由を理解できないのかと言えば、彼が子供だからなんですよね。
雁夜のように視野が狭くなっても仕方いような重い事情も無く、ただ幼いから、
自分がつらい状況で他人の気持ちまで考える余裕がない。
それが今回のスバルのひたすら独善的かつ自己中心的な思考と行動の意味だと思います。
[ 2016/07/05 20:49 ]
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