
ネタバレ注意です。
以下感想
化かし合い
ヒソカの怒涛の反撃で勝負あり、かと思いきや・・・。ゴムを使って人形の頭部をぶん回すヒソカはまさに水を得た魚。
「携帯する他人の人生」それに「番いの破壊者」と、
接近戦で必殺の能力を持つクロロに対し、
遠距離から攻撃を仕掛けられるようになったのが大きいですね。
最終的にクロロを取り逃がしてしまったものの、
逆に言えば今回のクロロは、徹底して逃走を図らねばならないほど、
ヒソカに追い詰められていたってことになるんですよねぇ。
"人形の頭部が健在=「神の左手悪魔の右手」を栞を用いて発動中"
「転校生」は右手で触れた相手を自分の姿に変えることができるのですが、
本を開いて能力を使用する場合には本によって右手が塞がれてしまう。
つまり人形の頭部が存在している限り、クロロの偽者は存在しないはずで、
だからヒソカもトドメの一撃の直前まで騙されてしまっていたと。
しかしクロロは「番いの破壊者」の裏ルールで、前提条件そのものを覆していた。
その裏ルールとは"刻印された人形は消えない"で、
「神の左手悪魔の右手」の使い勝手、戦術の幅が格段に向上した。
"刻印持ちの人形を無制限に量産できる"ってのが単純ながら超恐ろしい。
もうこれまでのように迂闊に人形に近寄ることはできないし、
かといって放っておけば周囲が爆弾だらけになるしで、厄介極まりないですね。まとめ
今回はヒソカのターン、と思わせておいてのクロロの悪魔の一手。
「神の左手悪魔の右手」の制約すらおもいっきりガン無視。
「番いの破壊者」の能力がチートにも程がありますね。
現状、いまだにクロロが優位を握っているのは間違いないですが、
その優位を守るために払った代償もなかなか多い。
「携帯する他人の人生」のアンテナを一本失いましたし、
「番いの破壊者」の裏ルールについてもヒソカに知られてしまった。
そこまでして態勢を立て直し罠を仕掛ける猶予を取ったわけですから、
いよいよクロロの本命の策が見られる頃合いだと思います。
- 関連記事
-
にほんブログ村