
ネタバレ注意です。
以下感想
フェイント
怒涛の肉弾戦の最中に、繰り広げられる駆け引き。クロロは大量に生み出した人形たちをヒソカにけしかけ、
それにより生じた隙を突いて確実かつ安全に打撃を加えていく。
体術でも、というか体術こそ最強クラスのクロロが、
ここまで慎重に攻撃を重ねていくのは、
ヒソカの「伸縮自在の愛」を警戒してのことでしょうね。
ガードさせてしまえばそれだけでガムを付けられてしまう恐れがありますから。
クロロは万全に万全を期した戦術とさすがの体術でヒソカを圧倒しますが、
ヒソカもヒソカでただやられっぱなしでは終わらない。
4発も食らって返せたのはたったの一撃、と、侮るなかれ。
もし、これでクロロにガムを付けることに成功していれば、
もしくは右手から「盗賊の極意」をはたき落とすことに成功していれば、
それだけで形成は五分、あるいはヒソカ優位に傾きますね。まとめ
てなわけで今回はクロロとヒソカの肉弾戦。
クロロの物量押しはそりゃもう石橋を叩いて渡る盤石の策で、
それを相手にこうして反撃してみせたヒソカがさすがとしか言いようが無い。
豊富な手札を惜しげも無く繰り出してくるクロロに対し、
限られた手札を工夫や発想で活かしてくるヒソカと、
まったくもって好対照ないい勝負ですよね。
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