世紀末オカルト学院 Episode.09 雪のあかり

世紀末オカルト学院　第9話。
降霊術で降りてきた霊の正体は―――。
以下感想

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雪の少女

マヤの住んでた家が取り壊されることに
今はもう誰も住んでいない上に土地を売ってくれと頼まれているらしいです。
父親と母親両方と一緒に住んでいた家ですので
楽しい思い出もいっぱいあったでしょう。
悲しいですね。

教頭による降霊術の授業にて、先代の学長（マヤの父親）を呼び出すことに
しかし教頭がこの世に降ろしたのはマヤの父親ではなく一人の女の子。
岡本あかりと呼ばれるこの少女はなぜだか
スマイルの背中に引っ付いて離れなくなります。

家に帰りたがるあかり
マヤたちはあかりの家を探してあげることに
事情を聞いた文明も手伝おうとしますが、
そこへまるで狙いすましていたかのようなタイミングで美風が登場。
文明を横取りされたマヤは若干不機嫌そう。
JKのカンが冴え渡りあっという間に通っていた小学校を割り出すことに成功、
そこからあかりが住んでいたアパートまで辿りつきました。

あかりの事情

生前住んでた家に帰ってきたあかりは
ドアの横に座り込み、寒がります
そしてあかりによるポルターガイストが発生、
洗濯機を倒したり猛吹雪を起こしたりします。
マヤがあかりに触れるとポルターガイストは止みましたが、
どうやらあかりはそのままアパートに取り憑いてしまったみたいです。

一行はアパートの大家からあかりの"事情"を聴くことに
あかりの両親は離婚し、彼女は父親に育てられることに。
しかし男手一つで子供を育てるのはなかなか厳しいもので、
あかりはいつも一人で寂しい思いをしていました。
そしてある年のクリスマスイブ、
あかりは何らかの理由で家のドアの前に座り込み、
そのまま凍死してしまったらしいです。

あかりを救うため、一行はあかりの父親のもとへ
美風との用事を終わらせた文明はマヤと合流しようマヤに連絡しますが、
そこへまたしても狙いすましたかのように美風が登場。
コイツ、マヤと文明のことを絶対にわざと邪魔してるよね。
マヤたちはあかりの父親に事情を説明しますが、
心霊現象なんか信じられないのか、馬鹿にされているとでも思ったのか、
父親はキレてマヤたちの相手をしようとしません。
そして「あかりは俺のせいで死んだ」と言い残し、
父親は仕事へと戻って行きました。

まとめ

今回は降霊術で降りてきた女の子のエピソード。
マヤは今回の事件はノストラダムスの鍵とは関係ないと断定していますが、
このタイミングで物語の本筋とまったく無関係なエピソードを
放り込んでくるとはとても思えませんし、
美風の妨害もいつにも増してタイミング良すぎだったので、
もしかしたらノストラダムスの鍵の手がかりが隠されているかもしれません。
マヤの父親の代わりにあかりが降りてきたのにも
何か理由があるかもしれませんね。

両親が離婚し、父親に引き取られたあかり。
マヤはあかりを見て「もし自分が父親に引き取られていたら・・・」
と考えてしまっているのでしょうね。
マヤにしてみてばあかりはある意味「もう一人の自分」ですね。

最初にあかりがスマイルの背中に引っ付いていたのは
おそらくスマイルが父親に少し似ていたからでしょうし、
あかりが待っているのは間違いなく父親でしょうね。
となるとやはり問題解決には
父親をあかりのもとへ連れて行くしかなさそうです。

ちなみに前回、そして今回の次回予告でWhite Loveを歌っていたのは
岡本あかり役の水瀬いのりさん。
どうやら新人さんのようです。