
ハルチカ 最終話。
草壁先生の秘密と、東海大会本番。
以下感想
青春の特権
草壁先生の秘密と、東海大会本番。東海大会を目前に控えたハルタ(とチカ)は、
「草壁先生が地元の音楽団にスカウトされている」ことに気づく。
必然、器用なホモはともかくチカはそのことに対する動揺を隠せない。
吹奏楽部の原動力はチカとハルタ、そして二人の行動原理は草壁先生。
まさしく二重の意味で草壁先生は吹奏楽部の指揮者ってカンジですね。
あと、本編とはまるで関係ないことなのですけど、
草壁先生と自分が同い年なことに今さらながら気づいて驚愕しましたw
そして行動の早いホモとニュータイプチカは、
全財産はたいた愛の尾行劇で草壁先生の秘密の一旦に触れる。
結局、草壁先生の秘密の核心はわからずじまいってのも大きいですが、
それ以上に二人の言動が面白すぎて、謎解きについては心底どうでもよく思えますw図々しい上まるで後先考えてない、これぞまさしく青春ですねww
そして、これが草壁先生との最後の合奏を覚悟を決めた東海大会。
最後の最後でようやく合奏が聞けたことに対する感動は若干ありましたが、
それ以上に普段のEDが聞けなかったことによる落胆のほうが大きいかな。
地味に今作のEDは今期でも一二を争うレベルで好きだったんですよねぇ。
東海大会の結果は残念ながら金賞ではなく銅賞。
まぁ部員5人の状況から1年ちょっとでここまでこれれば上出来すぎでしょうよ。
だけど結果的に草壁先生は辞めないっぽいし、芹澤さんは入部するしで、
ハルタとチカの青春はここで終わりではなくここからが本番。
二人のメガネ美少女を両脇にはべらせるわ、新部長発表の場でやらかすわで、
本当にチカっておいしい役どころですよねぇw
まとめ
てなわけでハルチカの最終回。
謎解きそこそこ、青春二倍増しといった、タイトル通りの最終回って印象でした。
これまではハルタの謎解きばかりが目立ってしましたが、
特にCパートの東海大会直後のやりとりにてチカが存在感を発揮してましたね。
吹奏楽部的にも作品的にも彼女こそが生命線だと再認識しました。
総評としては、芹澤さんの吹奏楽部への評価のように、
「心地いい疲れを感じる作品」ってところでしょうか。
青春ミステリーってことで頭空っぽで観れる作品でもなかったのですが、
登場人物たちの愉快な掛け合いのおかげで心的ハードルは相当低かった。
会話のテンポの良さと面白さについては今期随一ではないかと。
話によって当たり外れが多いのも、脇役たちの使い捨て感が強めなのも、
一話完結型のミステリー作品の宿命ってところなのでしょうか。
不満点はいくつかあるけど作風的に仕方のない部分が多々あるため、
結果的に特に文句の付け所のない作品になりますね。
おそらく原作ストック的に厳しいのでしょうけど、
あともう1クールとまでは言いませんが、あと1/3クールぐらいは観てみたいです。
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