ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜 #10 ジャバウォックの鑑札

ハルチカ　第10話。
コンクール本番、ハルタとチカは現代の大岡裁きに挑む。
以下感想

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母が残した道標

コンクール本番、ハルタとチカは現代の大岡裁きに挑む。

コンクール前日、チカは名誉の負傷をしハルタは不名誉な傷を負う。
そして当日、チカは変な記者に捕まりハルタは大型犬を捕まえる。
トラブルだらけで二人が本番そっちのけになりつつある一方、
芹澤さんという頼もしきサポーターが吹奏楽部に加わることに。
あくまで奏者としての加入ではなさそうなところを見ると、
芹澤さんはまだ自身の夢の整理が終わっていないみたいですね。

今回の謎解きはハルタが見つけた大型犬、その本当の飼い主の判別。
この大型犬は日本では大変希少で高価な犬種らしく、
それ故にハルタのような金の亡者が群がってくるという宿命を持つ。
というか、いたいけな幼女から愛犬を奪おうとするとか、
大人げないを通り越して人間失格と言えるレベルの悪行。
その秀逸な用意周到さをもっと別のことに活かせばいいものを・・・。

本当の飼い主であった幼女の受け答えが要領を得なかったその理由、
それこそが幼女の母親がこの愛犬に込めた願いにつながっていた。
幼女どころか大の大人でもその道標に気づくことは相当難しいし、
今回のように悪い大人に狙われてしまう可能性のほうがよっぽど高い。
我が子可愛さに本当に僅かな可能性にすがりつこうとしたのはわかりますが、
だったらそもそも親権も取れないレベルの悪行をすんなよって話ですよねｗ

まとめ

てなわけで今回はコンクール当日と大型犬の飼い主探し。
・・・こうして書くと、仮にも年に一度の大舞台だってのに、
本当に吹奏楽とは無関係なことばっかやってんなぁってカンジですねｗ
そんなわけで、そもそも注目するほどのことでもないと思いますが、
普門館へ繋がる腕試しでチカたちがどの程度の結果を残すか、
ほんのちょっとだけ気にかけておきましょうか。

一方で草壁先生の知られざる秘密についてはちょいちょい示唆されてきた。
この分だと最後の謎解きは草壁先生関係になりそうなわけですが、
一応草壁先生をめぐる恋敵同士であるハルタとチカは、
その謎に協力して挑むのか、それとも敵対することになるのか・・・。