
デュラララ!!2期 第33話。
各々の弱さと決着をつける、最後の戦いのはじまり。
以下感想
真の道化
各々の弱さと決着をつける、最後の戦いのはじまり。臨也の唯一の友人である新羅が語る、臨也の内面について。
誰よりも心が弱いからってのには心底同意ですが、
誰よりも人間らしい心の持ち主ってのには少しばかり疑問が残る。
臨也が本当に人間らしい男であるとしたら、
新羅がこうして臨也のことを友人として気にかけるとは思えないですし、
そもそも人間に興味が無い新羅が語る人間らしさ自体が怪しいですしw
心の弱さが原因で人間の輪に入れなかったのは静雄も同じだったのですが、
静雄は臨也と違って斬り裂き魔事件を契機にその弱さを見事に克服してみせた。
臨也が静雄に対して本当に負けたくなかったのはあくまで肉体面でなく精神面。
しかし臨也は傷つくことを恐れ、高みから相手を貶めることしかしてこなかった。
だから結果的にライバルである静雄にこれほどまでの差をつけられてしまったと。
そんな臨也が人類を代表し静雄に挑む様は本当に滑稽極まりないですねwそして杏里や正臣といった高校生組もまた、すべてに決着をつけるため、
ゾンビのような罪歌の子たちが闊歩する街中へと繰り出していく。
特に覚悟を決めた杏里の成長が著しいあたりが、
「女って実は超強いんだぜ」と言っていた千景の正しさの証明ですね。
で、その千景はなんかもう笑えるレベルで死亡フラグを立て続けていくと。
まぁ千景も千景で相当規格外のキャラだし、きっと大丈夫でしょう。
まとめ
てなわけで今回は各々の弱さに決着をつける最終決戦への導入回。
高校生組の行く末も気になりますが、個人的に気になるのはやっぱり臨也の末路。
上でだいぶボロクソに書いてしまっていますけど、
それもひとえにコイツみたいなクズ野郎が大好物だからです。
臨也はいろいろと根本から履き違えているし、予想通り静雄の一発KOでしたが、
コイツもコイツなりに絶対に譲れない意地があって行動しているわけですから、
一撃で沈んでないで最後まで根性見せてみろやって気分ですね。
普通の人間なら再起不能どころか即死でもおかしくない一撃なんですけどw
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新羅から観れば、大抵の人間は人間らしく映るんじゃないかと思いますね。
新羅はセルティに惚れてなければ、もしくはセルティが人外なのに良識のあるまともな人格でなければ、
解剖マニアのマッドサイエンティストにでもなってたんじゃないかというレベルの人でなしですし。
>そんな臨也が人類を代表し静雄に挑む様は本当に滑稽極まりないですねw
まあ、元からストーカーじみた独り善がりの人間愛に生きてる男ですし。
勝手に人類代表みたいな顔して静雄を葬ろうとするのは、かなり臨也らしい行動と思いました。
静雄を殺そうとする理由も含めてw
確かに化け物じみた腕力だけで自分の策謀も人間観察のために整えた舞台も台無しにする静雄は臨也の天敵なんでしょうね。
>普通の人間なら再起不能どころか即死でもおかしくない一撃なんですけどw
空中で体勢を変えて足で受けたように見えましたが、それでも普通は死にますねw
人間が野球ボールみたいに飛んでいくとか、トラックの正面衝突以上のエネルギーだったんじゃ…