
僕だけがいない街 第7話。
新たな仲間を共に、悟は再び雛月救出に挑む。
以下感想
ラストチャンス
新たな仲間を共に、悟は再び雛月救出に挑む。前回の結果から、悟が帰ってくるのはリバイバルを起こした直後みたい。
今回悟はリバイバルを起こす直前に逮捕されてしまったため、
これでもし真犯人を止められなければ悟はめでたく檻の中。
ただ、悟は自分が逮捕されることそれ自体を恐れているわけではなく、
あくまで逮捕によって雛月たちを救う機会を失ってしまうことを危惧している。
実際のところ本当にこれがラストチャンスになるかはわかりませんが、
そのように覚悟しておくのが懸命なのは間違いないですね
そんなわけで、なりふり構わずあらゆる手段で雛月を守ろうとする悟は、
ついに雛月の母親を強引に排除しようとまでしてしまいますが・・・。
まぁあの母親は、二周目の世界で雛月のことを殺害までしているわけで、
ぶっちゃけユウキさんの家に石を投げ込むより良心が痛まない。
でもケンヤの言うとおり今後のことを考えればやっぱりこれは悪手ですね。
あの母親を排除するためだけに悟が行動不能になればそれこそ本末転倒ですし、
狡猾な真犯人ならば、きっと悟の凶行さえも自分の計画に組み込むでしょうから。
ケンヤの制止によって踏みとどまった悟は、
雛月を守るために彼女を拉致監禁(と称して秘密基地で匿う)する。
なんとも子供らしい短絡的な発想だなぁと微笑ましく観ていたのですが、
そもそも悟は一応中身大人だしケンヤも超ハイスペック小学生。
単に悟とケンヤが幼稚だからこういう選択に行き着いたわけではなくて、
「子供は非力で大人は信用ならない」ってのがこの時代の子供たちの常識で、
その事実を二人がよく知りすぎてしまっているがゆえの選択だったのでしょう。まとめ
てなわけで今回は、連続誘拐殺人事件における悟の三度目の正直。
どうにもならない現実に追いつめられつつある悟の切羽詰まった表情と、
優秀すぎるがゆえに苦悩を抱えてしまったケンヤ歳相応な表情、
さらに秘密基地で友人たちと過ごす雛月の生き生きとした表情が見所でしたね。
う~ん、愛梨ももちろんいいんだけどやっぱり雛月が一番かな。
現代に戻ったら戻ったで今度はまた真逆のことを言ってそうだけどw
最初からわかりきっていることですが、
非力な悟たちにできることなど所詮その場しのぎでしかなく、
最後には大人たちに見つかってしまうか、自分たちから泣きつくしかない。
その相手がアタリかハズレかが問題という、トランプのババ抜きみたいな状態。
まずはラストに雛月に忍び寄ってきた人影がハズレでないことを祈りましょう。
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