![「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 Vol.6 炎龍編I <初回生産限定版> [Blu-ray+CD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MNNlJlxXL._SL160_.jpg)
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第18話。
日本と帝国の正式な講和交渉目前に思わぬアクシデントが・・・。
以下感想
英雄と愚者
日本と帝国の正式な講和交渉目前に思わぬアクシデントが・・・。職務を放棄し独断で炎龍討伐に向かった伊丹は二週間の停職、
に加え、日本、特地側からの様々な賞賜が与えられた。
早い話が、日本人でありながら特地における特権を得ると共に、
日本からもその特権を自由に行使する許しを得たってところか。
もちろん超重要人物であるためより一層忙しくなることにはなるでしょうが、
組織の倫理に縛られることがなくなったのは伊丹的にもありがたいことでしょう。
で、第3偵察隊隊長から特地資源調査員へと肩書きが変わった伊丹は、
好き勝手特地を放浪する一環として、レレイの学会発表に付き合うことに。
レレイは若くして導師号(現実世界の博士号みたいなもの)に挑むそうなのですが、
一世一代の大舞台なだけあってさすがのレレイにも緊張の色が見える。
久々に再会した姉はそんなレレイの緊張をほぐしてくれる・・・ことはなさそうw
外見といい内面といい、姉妹なのが信じられないほどに似ていませんねww
ロリっ子やBLの誘惑を振り切りながら奔走した菅原とピニャの努力が実り、
日本と帝国の関係は捕虜返還の記念式典が催される段階にまできた。
伊丹たちによる炎龍討伐も相まってお祝いムード一色なのですが、
その雰囲気を快く思っていないバカが一人とウサ耳が一人いた。
自分が知らない間に都合よくクーデターが勃発して、なんで笑ってられるんだよw
コイツって本当に「世の中は自分の思う通りに動くもの」だと思っているんだな。
ここまで愚かさが極まってくると逆にものすごい大物なんじゃと思えてきますよwwバカ皇子が真性のバカである由縁は強烈な「英雄願望」
奴隷たちへの嗜虐趣味も臣下へのフレンドリーな性分も、
バカ皇子的には理想の英雄として振る舞っているだけなのでしょう。
だけど「他人に認められたい」ただその一心で、確たる信念とかはないから、
こうして配下に簡単に唆され、誤った方向へと暴走をはじめてしまう。
我の強い暴君というよりは、暴君の皮を被った臆病者という印象ですね。
まとめ
てなわけで今回はやっぱりすんなり講和交渉とはいかなかったね的な展開。
バカ皇子のあまりにも清々しい勘違いっぷりに愛しささえ感じる一話でしたw
ひょっとするとヒロインたちやロリっ子以上の萌えキャラなのでは?w
まぁそんなバカ皇子の今度の行動や末路には激しく期待するとして、
一方で、バカ皇子の暴走に対してピニャがどう動くのにも注目です。
というか、間違いなくこの状況下では一番のキーパーソンですからね。
当のピニャは日本との講和とBL以外に興味はなさ気でしたが、
皇帝が倒れ主戦派のバカ皇子がその後釜を狙う以上、
皇帝の地位には興味ないと言っていられる場合でもないでしょう。
- 関連記事
-
にほんブログ村
ちなみにレレイが取得することになふと言われていた博士号は大学制度のようなものと言われてましたよね。
だから大卒の伊丹が特地では博士号持ちと同等だとわかってロウリィたちが驚愕するというシーンが原作ではありました。
そもそも武官は貴族でもないと読み書きや勉強できない者も多いので、特地の人にとっては自衛隊というのはみんなが読み書きや算数などの勉強が出来て、大部分の人が博士号を持っているという驚異的な存在だということに、特地の人々が驚くところは原作で好きなシーンだったのに削られねいるようで残念でした。