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僕だけがいない街 第五話 逃走

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僕だけがいない街 第5話。
雛月を守れず現代に戻ってきた悟に、真犯人の魔の手が迫る。
以下感想

信じたい

雛月を守れず現代に戻ってきた悟に、真犯人の魔の手が迫る。

悟の抵抗も虚しく、3月3日に雛月は姿を消してしまう。
そしてこの時間軸でも連続小学生誘拐事件が発生し、
大人たちは主に報道規制によってその事実を子供たちから隠そうとする。
しかし悟はもちろん、一部の子供も薄々事態には感づいている。
母親とつながりのあったメディアの人間と、洞察力に秀でた聡い同級生、
悟が今後味方につけるべきはどちらかなのか、それとも両方か・・・。

そして悟は母親が殺害された現代にまで戻ってくる。
ここで警察に捕まるわけにはいかないと悟は逃亡を決意し、
バイト先の店長の家→同僚の片桐愛梨の家、と、潜伏先を変えていく。
こうして咄嗟の判断で逃走してしまったのは吉と出るか凶と出るか・・・。
母親殺しの犯人が連続誘拐殺人事件の犯人であるなら、
当時と同様に他人に罪を擦り付けるのはお手の物でしょうし、
結果的には正しい判断だったのだろうと思います。

悟を信じているわけでなく「信じたい」と言ってくれた愛梨ですが、
何者かによって家に火をつけられてしまい・・・。
「母親の携帯から悟の名を騙ってメールを送ってきた」ところから察するに、
犯人は何らかの手段で悟と愛梨が別行動していたことをすでに知っていた。
つまりこの放火は、犯人への手がかりを持つ悟、ではなく愛梨を狙ったものであり、
その理由は「愛梨を殺害することで悟の容疑を確定させるため」でしょう。

もしこのまま愛梨が亡くなれば、彼女が死の直前に開いたあのメール自体が、
「刺殺事件と放火事件の犯人が悟である」動かぬ証拠として機能するって寸法。
真犯人は悪知恵が働き良心の欠片もない正真正銘のクソ野郎ですね。

まとめ

てなわけで一度目のリバイバルが終了し舞台は再び現代へ。
他人に罪を擦り付けるために凶悪な犯行を繰り返すという、
真犯人の非道さが如実に描かれた一話でした。
このまま愛梨まで殺されてしまってはそれこそ真犯人の思う壺。
裏を返せば周辺の人物を救うことが悟にとっても保身になるわけですね。

しかしそれだけでは、ある程度の抵抗にはなっても結局は後手後手。
どこかで攻めに転じないことにはいずれ追いつめられてしまう。
実際に反撃に出るのは、すべてをひっくり返せる過去にすべき。
一方で事件の推理はより多くの情報が得られる現代で、って流れでしょう。
よって今は、次のリバイバルまでにどこまで真犯人の正体に近づけるかが重要です。
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