![ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~ 第1巻 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51I-ehtz4xL._SL160_.jpg)
ハルチカ 第5話。
誰も知らない幻の色、「エレファンツ・ブレス」とは・・・。
以下感想
呪われた象の鉄鎖
誰も知らない幻の色、「エレファンツ・ブレス」とは・・・。高校生ホモ探偵ハルタへの今回の依頼主は後藤朱里という中学生。
入学予定とはいえ高校に不法侵入したり、
先輩相手にトロンボーン演奏でドヤ顔したりと、いろいろと逞しい性格。
相対的にそう見えるのか、チカの女子力も大分高まってきた気がしないでも・・・。
その後藤さんが抱える謎とは、「エレファンツ・ブレス(象の鼻息)」という幻の色。
厳密には、「彼女の祖父が渡米時代に何をしていたのか」が知りてくて、
そのためのヒントが象の鼻息と「空の色だけが違う三枚の絵」であると。
"アメリカ+色"と聞けばまず「人種差別」を連想してしまいますし、
逆に"アメリカ+ジャングル"であれば「ベトナム戦争」一択となる。
個人的には「エレファンツ・ブレス」はミスリードにも思えてきます。
というかあの絵を少し見ただけで真相にたどり着いた草壁先生は変態だなw
ベトナム戦争に徴兵された後藤さんの祖父は、そこで心身共に病を患ってしまった。
後藤さんの誤解を解かず追及をのらりくらりとかわし続けていたのは、
もちろん自らを縛り続ける呪詛を直視したくなかったって思いももちろんあるとして、
罵倒であれなんであれ可愛い孫娘に構ってもらえて心底嬉しかったからでしょう。
しかし、真相を語らなかったことで孫娘をヒドく悲しませているわけで、
少し方向性は違うけど「自分勝手」には違いないかなぁと思ったり。それに「婚約者と溜めたお金で、婚約者を置いて一人アメリカに行った」
ってところまでは何も変わらないですしね。
まとめ
てなわけで今回は色名はあるけど色見本はない幻の色、「エレファンツ・ブレス」
前回同様老人による謎なのですが、前回とは打って変わって重い内容。
感情の起伏が激しい後藤さんとのコントラストがいい味を出してました。
にしても「象の鼻息」の名を冠する色とか、誕生経緯が激しく気になりますね。
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