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僕だけがいない街 第4話。
運命の分岐点、雛月がいなくなる3月1日がやってくる。
以下感想
そして歴史は繰り返す
運命の分岐点、雛月がいなくなる3月1日がやってくる。母親の手助けもあって、悟は雛月を、毒ママの元から連れ出すことに成功。
しかし目下最大の障害を攻略したばかりの悟に悪い予感が襲いかかる。
こういったループものでは非常によくある厄介なアレ、「運命の強制力」
ただ悟は、これまでも「リバイバル」で幾つもの不幸を覆してきたわけですから、
本当にただの気のせいというオチだったりするのかもしれませんね。
そして前の時間軸では雛月がいなくなってしまうXデー、3月1日。
四六時中雛月のそばにおい、その存在をアピールし続けた甲斐もあって、
3月2日、悟と雛月の誕生日においても雛月は健在だった。
こうして無事誕生日を迎えられたことを祝福できる、
こんなにも当たり前でこんなにもありがたいことは他にない。
子供を持つ親もきっとこういう気持ちなんでしょうね、あの毒ママは別として。
しかしその翌日、雛月は学校に現れなかった。
「雛月が誘拐されたのが3月1日で殺された日は3月2日だった」ってオチならば、
結局、悟の行動は雛月の運命を変えられなかったってことになるわけですが・・・。
少なくとも雛月が"何者か"に殺されるまでの"経緯"は変化したわけですので、
雛月の運命以外の事柄まで前の時間軸と同じになるとは限らないはずです。例えば、今回雛月を殺したのが連続誘拐殺人犯かはまだわかりませんし、
仮にそうだったとしても、今度は真犯人がちゃんと捕まるかもしれない。
そもそもこのまま連続誘拐殺人事件が起きるかどうかすらもまだわからない。
要は「母親を救う」という第一目標は達成できているかもしれないって話です。
まぁ実際のところ、一連の事件で不幸になる全員を救わない限り、
悟の「リバイバル」は永遠に終わらないのでしょうけど。
まとめ
てなわけで案の定、悟の最初のやり直しは失敗で終わりましたね。
しかし上で書いた通り、ただ失敗を失敗で片付けてしまっては先に進めない。
悟の行動は小規模ながら何かしらの変化は起こしているので、
その変化を見落とさなければいずれ必ず真相にたどり着けるはず。
不吉でしかないデジャブも決して悪いものというわけでなく、
上手く利用すれば悟にとっての道標になるのではないかと。
とまぁこんなカンジで悟にはこの事態を前向きに考えてもらいたいわけです。
なにせ悟が目指すゴールまでには途方も無い距離があり、
かつ数えきれないほどの絶望が待ち受けているのですから。
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