
ハルチカ 第3話。
「制限時間内に舞台から退出する」、演劇部との「退出ゲーム」対決。
以下感想
みんながハッピーになれる戯曲
「制限時間内に舞台から退室する」、演劇部との「退出ゲーム」対決。季節はあっという間に過ぎ去り、1年目の10月。
次なる部員候補は少し陰のある異邦のイケメン、マレン・セイ。
前回はあんなにもツンケンだった成島さんも、今回はマレンに大層ご執心。
オーボエとホルン奏者はサックスプレイヤーに恋をするものらしいのですが、
成島さんからはそれ以上の感情が感じ取れるような・・・。
というか前回とはまるで別人みたいないじられキャラに成長してましたねw
マレンのことを知ったハルタは「みんなが幸せになる戯曲」を考えつくが、
そこからなぜか話が妙な方向へ進み、演劇部と「退出ゲーム」で対決をすることに。
「なんなんだこの茶番劇はw」とニヤニヤしながら眺めていたら、
そもそもこの「退出ゲーム」自体がマレンにあるメッセージを伝えるお芝居だった。
お芝居と「退出ゲーム」で二重に役を演じきった演劇部の2人はまさしくプロですね。
一連の脚本を畫いたハルタはすごいを通り越してもはや気持ちが悪いですwマレンは中国系アメリカ人で、アメリカ人の両親は義理の親。
足が悪かったため養子に出されたという超複雑な過去を抱えていた。
しかしハルタたちから実の両親からの本当のメッセージを受け取り、
マレンはようやく自己否定の密室から退室を果たすことに。
「永遠に愛していようが捨てたって事実は変わりなくね?」
と思えてしまうのですが、まぁ突っつくだけ野暮な話ですね。
大切なのはあくまで受け取った側の捉え方でしょうから。
まとめ
てなわけで今回は舞台からの退出が目的の即興劇「退出ゲーム」
どのようにして演劇部に勝利するか、そしてどのようにマレンにメッセージを伝えるか。
その道筋が純粋に面白いと思える一話でした。
多少オーバーな振る舞いもお芝居っぽくてよかったです。
惜しいのが、ハルタが完璧すぎてチカが活躍する余地がなかったことです。
「退出ゲーム」をスムーズに進める舞台装置としては役割を果たしていましたけどw
せっかくチカも成島さんもキャラが立ってきたわけですので、
今後は彼女たちも謎解きに絡んでくる展開が観たいです。
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