
ファフナー2期 第25話。
竜宮島、そして世界の未来の分岐点、第四次蒼穹作戦。
以下感想
平和の島の誇り
竜宮島、そして世界の未来の分岐点、第四次蒼穹作戦。島の祝福を受けて一騎が復活、その一騎のおかげでミカミカも復活。
総士や溝口さんの尽力で新国連から真矢を取り戻すことにも成功した。
しかし一方で広登と暉、それにカノンはもう戻ってこない。
そして失った生命と向き合う悲しい時間がやってくる。
ずっと前からこうなることはわかっていたし覚悟もしていたのですが、
芹やドンマイさんのあの表情には観ていて辛いものがある。
そしてドンマイさんの嘆きを無言で受け止める溝口さんがものすっごく男前です。
一騎たちの世代も気づけば今年で20歳、成人式を行う年齢になっていた。
最初にフェストゥムが襲来してきた時から(総士についてはもっと以前から)、
一騎たちはすでに子供のままではいられなくなっていたのですが、
そういう不条理な世界だからこそ催事はキッチリやっておこうというのが竜宮島流。
カノンや蔵前を入れて計10人だったこの世代で成人式を迎えられたのは6人、
しかもその内の半分は珪素化しちゃっているのですが、
上の世代の悲惨さを考えればこれでもよく生き残ったほうなんですよね。
アショーカにトドメを刺すべく、「アトランティス」率いる旧人類軍勢が侵攻。
それらを退け、最大の障害である「ベイグラント」を宇宙から引きずり落とし、
最終的に「アルタイル」との交信を成功させるのが第四次蒼穹作戦の目的。
相手は憎しみに支配された人類とフェストゥムの混成部隊。
それこそ「交戦規定アルファ」が確実に必要であろう状況なのですが、
それでも「人は撃たない、討たせない」ことこそが竜宮島の誇りである。
どれだけ分が悪くてリスク高すぎな賭けであったとしても、
これを曲げてしまえばこれまでの戦いすべてがムダになってしまいますから。里奈&彗がゼロファフナーで「ベイグラント」を引きずり落とす間、
島の戦士たちは襲い来るフェストゥムの群れ相手に奮戦。
真矢をはじめ、本当に全員が全員百戦錬磨の域にいるのですが、
それでもやはり珪素四天王、特にザインとニヒトの戦闘力が図抜けている。
ここのところ対「クロウラー」戦であんまり良いとこなしでしたから、
その鬱憤を晴らすかのように✝虚無の申し子✝がはっちゃけ過ぎでしたねw
そしてヘスターの援護射撃もあり、「ベイグラント」は地上へと落下。
このタイミングでの介入とは、ババアはホント、ムカつくぐらい超有能ですね。
後は「ベイグラント」を撃破してしまえば完全勝利というところで、
マークレゾンを駆るジョナミツが一騎たちの前に立ちはだかる。
単純にザルヴァートルモデル同士の対決というだけでなく、
敵味方合わせて全員が人外の域にいる珪素頂上決戦。
第10話のロードランナー戦を優に上回る、まさしく神話の戦いとなるのかな。
まとめ
てなわけで今回は最終決戦、第四次蒼穹作戦。
本当にこれは30分アニメなのかよと疑問に思うほど密度が高すぎる一話でしたね。
というか今回と次回の最終回は1時間の拡大版にしておくべきレベル。
これほどまでにクオリティが高いなら、劇場版での完結だって全然許容できますよ。
そんなわけであと一話でどこまでキレイに完結するのか非常に気になるところ。
それ以前にこの混沌とした状況がどういう結末に向かうのかですね。
果たして何人の戦士が無事元の平和な日常へと戻ることができるのか・・・。
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