ゆるゆり さん☆ハイ！ #09 それは、小さな愛と、少しの勇気の物語。

ゆるゆり3期　第9話。
1クールに一度は必ずある、主人公用なしの脇役回。
以下感想

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勇気の一歩

1クールに一度は必ずある、主人公用なしの脇役回。

前回の楓との約束通り、近寄りがたい空気MAXな千鶴が、
友達を自称する京子以外の友達を作ろうとアタックを仕掛ける。
元から悪印象を受けていなかったという奇跡に近い幸運もあるにはあるものの、
「三人組つくってー」からの「ノルマを達成しなければエンドレス」という、
ぼっちにとっては地獄に等しい苦行に立ち向かった千鶴の戦果に違いない。
というか無口な読書家のくせにスポーツまで得意とか千鶴はハイスペックだなぁ。

ゆるゆりのロリ担当、まりちゃん＆楓コンビのはじめてのおつかい。
それとそんな二人を遠目から見守る保護者コンビが約二組。
そして天使たちを不審者の魔の手から守ろうとバカ二人が行動を起こす。
どちらも発想が完全に不審者のそれですねｗ
まぁでもこの二人を付け狙う不審者がバカ二人でホントよかったですよｗｗ

きょうあやの破壊力のせいでイマイチ注目されませんが、
地味にものすごく仲が良い綾乃×千歳のカップリング。
それとそんな二人を壁越しに見守る、口元がユルユルな元関西弁キャラ。
自らは日陰者で構わない、なぜなら肝心なのは大切な人の幸せだから。
こういう奥ゆかしさこそ池田姉妹の美点でしょうね。
実際は二人共、矢面に立っては身体が保たないだけでしょうけどｗ

まとめ

てなわけで今回は1クールに一度は必ずある、主人公出番なしの一話。
池田姉妹を中心とした優しい世界もなかなかに素晴らしかったですが、
やはり今回はいろんな意味で「はじめてのおつかい」が良すぎでしたね。

これまでは大人気ない年長者(具体的にはちなつや櫻子)のせいで、
妙に大人びた振る舞いを強要されていたまりちゃん＆楓ですが、
今期では歳相応な無邪気さ、あどけなさを披露できているという印象ですね。
そして今期では京子と櫻子が名実ともに今作の主人公であるとｗ
でもこの流れで行けば真の主人公覚醒回がもうじきやって来るに違いないでしょう。