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終物語 第8話。
阿良々木さんと神原は、夢の共演が連発する異常事態へと足を踏み入れる。
以下感想
すでに存在しないはずの者たち
阿良々木さんと神原は、夢の共演が連発する異常事態へと足を踏み入れる。余接の手助けで燃え盛る学習塾跡から脱出を果たした阿良々木さんと神原。
このチャンスに神原を舞台から降ろしたいところだがそうは問屋が卸さない。
すでに賽は投げられた、神原もまたこの異常事態の当事者になってしまった。
神原の左腕がいまだに猿の手である以上いろんな意味でここで神原を手放せない。
いつかの「くらやみ」の一件のように、
鎧武者の狙いが神原であるという可能性も捨て切れませんから。
そんなわけで阿良々木さんの此度のパートナーは神原であり、
作中屈指のお助けキャラである余接も、なんでも知ってる臥煙伊豆湖も、
双方とも手一杯なのか今回に限ってはそこまで親切に手を貸してくれない。
しかし臥煙が「眠らせておくには惜しい才能」と言うだけあって、
神原はこれでなかなか頼りになる後輩だったりする。
深夜の住宅街で塀を渡り歩く男女とか不審者以外の何者でもないですけどねw
夜中に3時間も待たされ焦れたのか、待ち合わせ場所に臥煙本人はおらず、
代わりに待っていたのは「くらやみ」の一件以来離れ離れであった忍だった。
忍の語りから察するに、神原とはまた別の猿がこの街を闊歩しているらしい。
そして阿良々木さんたちの前に現れた猿と蟹の合体版みたいな異形。
さらには道中阿良々木さんたちが遭遇した、今は成仏したはずの迷い牛。
いまだ健在である猫やキョンシーを含め。これまで出てきたのボスキャラが、
さらがら某アクションゲームのラスボス手前みたいに勢揃いしていることになる。
文字通り、終物語というタイトル通り、最終決戦チックになってきましたね。
すでに存在しないはずの者たちがなぜだか存在している。
この状況には異物を排除する世界のバランサー的役割である
「くろやみ」との関連性や関与を疑わずにはいられません。この異常事態は「くらやみ」が生み出したものなのか、
それともこの異常事態が「くらやみ」を生み出したのか、
そしてこの一件と扇の存在はどのような関係があるのか?
まとめ
てなわけで今回は阿良々木さんと神原、それと忍の戦いのはじまり。
バラバラだったピースが合わさり一つの答えが見ててきそうなこのカンジ、
さすがに終物語というだけあってワクワクさせてくる展開ですね。
ここのところ陰鬱な会話劇が続いたところですし、
久しぶりのバトル展開に否が応でも胸が高まってきます。
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