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ファフナー2期 第17話。
未来に干渉する力を得たカノンが最後に選んだ未来とは・・・。
以下感想
戦うべき未来
未来に干渉する力を得たカノンが最後に選んだ未来とは・・・。「パイロットの死を回避するため」という触れ込みの新たな同化現象も、
最終的には従来の同化現象と同様パイロットの消滅に行き着く。
しかしSDPの象徴ゴルディアス結晶は、
敵も味方もいなくなった命の分だけ成長し、島の力となっていく。
戦場に赴く者は島の平和を守るためにその身を犠牲とし、
残された者達はそうして消えていった者のことを決して忘れない。
そんな竜宮島の在り方を体現した、生と死の循環システムですね。
竜宮島の滅びを暗示する膨大な数の未来の可能性に対し、
カノンは母親の制止も振り切り、ただ一人孤独な戦いを続けるが・・・。
未来にまで加勢に来るとはさすが一騎さん!と大喜びしていたら、
案の定さらなる絶望で視聴者の心を裏切っていきましたというオチ。
とはいえ裏を返せば、誰一人として残らない全滅状態から、
一騎一人だけは生き残ることができる未来を勝ち取ったと言える。
あの消えたがりを引き留めるとは本当に大した戦果ですよ。
「一騎と二人だけで生きる未来」はカノンが心の何処かで望んでいた未来。
しかしカノンはその未来を選ばず、一人静かに消えていくことを選ぶ。
残りの体重からして再び未来の結び目に挑む猶予は残っていない。
できることがあるとすれば、自らの存在そのものを消滅させ、
カノンが見た未来の可能性をすべて潰す以外にない。
同じ自害でもただ命令のまま行動するだけだった人類軍時代とは全然違う。
カノンにとっては「自分で考えて選択する」という行為そのものが、
竜宮島から、そして一騎から与えられた祝福だったという話ですね。まとめ
てなわけで今回はまさかまさかのカノン消滅。
どうせアレでしょ、今回もまた消える消える詐欺なんでしょ?w
と高をくくっていたらホントにいなくなってしまいました的な一話。
だってカノンは1期中盤からの主要キャラだったんですよ。
リアルタイムにして10年間生き続けてきたキャラなんですよ。
そりゃホントに死ぬとは思ってなかったですし、超ショックですよ。
「消えていった者達も島の力の一部として残り続ける」
という慰めを胸に竜宮島の戦いはこれからも続いていく。
カノンの選択が竜宮島にどのような未来をもたらすのかに期待ですね。
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