伝説の勇者の伝説 #007 その手を離さない

伝勇伝　第7話。
今回は忌破り追撃隊隊長、ミルク・カラードのお話。
以下感想

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幼き日の約束

幼い頃、人の死に絶望し生きることを放棄しかけたミルクに
ライナは手を差し伸べました
ミルクはどうやらライナの「俺の手を離すな」というセリフを
結婚の約束だと思い込んだようです。
恋は人を盲目にさせると言いますが、それにしたってすごい曲解ですよねｗｗ

勇者の遺物を探し、砦に潜入していたライナとフェリスの前に
一組の兄妹が現れます
この兄妹はライナたちが忌破り
（自国の魔法を他国へ持ち出した者）であると見抜き。
忌破りを探していたミルクに情報を提供。
只者ではなさそうですね。

一方、フィオルの墓参りに来ていたシオンのもとに
フィオルの妹・エスリナが登場
エスリナは「兄は幸せだった」とシオンに感謝し涙を流します。
シオンとしてはエスリナに
「兄の死は王のせいだ」と責めてもらえたほうがよっぽど気が楽だったでしょうね。

ライナとの再会

勇者の遺物を発掘していたライナたちに
ミルク率いる忌破り追撃部隊が奇襲を仕掛けますが・・・
追撃部隊はあっという間に返り討ち。
木に吊るされたミルクはライナに結婚の約束を問いただしますが、
ライナはミルクのこと自体を完全に忘れてしまっていました。
さすがにこれはカワイそう・・・。

ネルファの部隊が接近
ミルクはライナを守るために大声で騒ぎ出し、ネルファの部隊の気を引きます
しかしライナたちは逃げようとはせず、
むしろミルクたちを助けようとネルファの部隊と交戦することに。

ライナはついさっき発掘したばかりの勇者の遺物を使用
ライナが小刀型の遺物を適当に投げ捨てるとそこから巨大なドラゴンが出現、
それによって敵を退けることに成功しましたが
第1話の時と同じくライナとフェリスはドラゴンを放置しさっさと逃げ出します。
相変わらずの無責任っぷり、一体誰が責任を取るんだよコレｗｗ

大切な仲間を危険に晒すようなマネをしたミルクは
「自分は隊長失格だ」と自分を責めます
しかし隊員たちは「隊長が正しいと思ったようにやればいい」とフォロー。
ミルクはいい部下たちに恵まれていますね。

一方、フィオルの墓参りを終えたシオンのもとに
「エスタブールの貴族たちが反乱を起こした」との知らせが―――。

まとめ

部隊長としてではなく家族の一員としてミルクを慕う部隊員たち、
きっとミルクには人の心を惹きつける天性の魅力みたいなものがあるんでしょうね。

ライナたちの事情を誰よりもよく理解しているはずのシオンが
ミルクたちにライナたちの追撃命令を下したことが気になりますね。
本当に忌破りになるんじゃないかとライナたちを疑い、
ミルクたち追撃部隊を監視役にでもしたのかな？
万が一勇者の遺物を他国に持ち逃げされたら大変ですし。

エスタブールの貴族の反乱を起こしたようですが、
これは貴族たちの討伐を目指しているシオンにとってまたとない大チャンスですね。
治安維持のためという大義名分がたちますし、
他国へと勢力を伸ばしていく足がかりにもなりますね。