
俺ガイル2期 最終話。
由比ヶ浜結衣の最後の相談。
以下感想
同じところをグルグルと
由比ヶ浜結衣の最後の相談。今の雪乃に帰れる場所は一つしかない。
家にまで付きまとってくるようになった陽乃さんから逃げるように、
雪乃は八幡と一緒に結衣の家へ。
陽乃さん曰く「雪乃には自分というものがない」
それを証明するかのように雪乃は八幡に思いっきり依存している。
そして同時に、八幡との間を取り持つ結衣に対しても、
知らず知らずの内にこれまで以上に依存するようになっていますね。
そんな結衣の呼びかけで、奉仕部の三人は某水族園にてデートをすることに。
海洋生物を目の前にして珍しくテンション上げ上げなヒキザカナくん。
猫にはうるさい雪乃にしても、どうやらぼっち属性の持ち主は、
人間以外の生き物に激しく惹かれる性質があるみたいw
一方で日本一大きな観覧車の中では恒例の比企谷節が炸裂。
観覧車をここまで物悲しく表現できる高校生はコイツらぐらいなものですよね。
結衣が考える、雪乃の、そして結衣自身のこれからについて。
今もこれからも両方とも手に入れてみせるというのが彼女の結論。
今が本当に大切なのは奉仕部だけが唯一の居場所である雪乃も同様、
そして奉仕部の今の関係性は誰がどう見ても結衣の働きがあってこそ。
よって「今の関係性に甘んじるなら最終的にはヒッキーのことを諦めてね」
という、結衣から雪乃に対する宣戦布告、というか事実上の勝利宣言でしょうね。ある意味あの陽乃さんのそれ以上に容赦のない発言に思えるのですが、
かといって別に結衣が卑怯者というわけでもないと思う。
これまでの功績と今回示した覚悟に見合う報酬を求めているだけですから。
対して八幡は「雪ノ下の問題は雪ノ下自信が解決すべき」と反論。
「雪乃は強い女の子」だとこれまで理想を押し付けていたことは自覚できている。
しかしそれでも彼女にはそうであってほしいという八幡の願いの顕れですね。
上辺だけの関係を嫌いつつ他人には自分の願望を押し付けるとか、
激しく矛盾してるにも程があるのですが、
そういう青臭さこそが八幡の一番の魅力なのだろうと今は思います。
まとめ
てなわけで俺ガイル2期の最終回。
主体性を完全に失ってしまった今の雪乃に対し、
結衣と八幡が各々の願望を押し付け合う、という構図でしたね。
二人共相変わらず間違い続けてはいるけれど、
勇気を出して少しずつ前に進んでいるようには感じました。
しかしこういう展開になると最終的に雪乃がどういう結論を出すか超気になる。
尺的に3期はどうなんだろうかってところですし、
web配信の特別編やらで補完してくれるとありがたいですね。
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