
俺ガイル2期 第10話。
合同クリスマスイベント編のクライマックス。
以下感想
敗北と覚醒
合同クリスマスイベント編のクライマックス。いろはが勝算がないにもかかわらず葉山への告白を敢行したのは、
第8話での八幡のカミングアウトを聞いてその思いに当てられたから。
さすがに告白直後は傷心を隠し切れない様子でしたが、
その後の八幡との会話、合同イベントでの振る舞いはとても逞しいものだった。
「可愛い自分」を演じることしか能のない娘だと完全に侮ってましたわ。
そして久しぶりの意識高い系の会議。
いろはが対案を掲げ、八幡が問題の本質を指摘し、
雪乃が正論で相手を黙らせ、結衣が緩衝材となり場を収める。
全員が全員の持ち味を存分に発揮し、見事に突破口を開きましたね。
にしても雪乃が意識高い系をバッサリ斬り捨てる場面の爽快感がたまらないw第6話からこの時をずっと待ち続けてきた甲斐があったってところでしょう。ダイジェストで終わりましたが、その後合同イベントは成功に終わった模様。
ジャズも演劇も一週間足らずでも十分準備できる内容に留め、
代わりに二部構成にすることで内容の薄さを補ったってところでしょうか。
これを提案し主導したいろはの手腕には本当に驚かされますね。
新生徒会の関係性についても、いろはの覚醒によって無事解決したことでしょう。
それと意識高い系生徒会長も最後には息を吹き返したようでなによりですw
そして時間がさらに進んで年始。
雪乃の誕生日プレゼントを選んでいた八幡と結衣は、
陽乃さん+葉山という珍しくて嫌~な組み合わせと遭遇し・・・。
雪乃は実家、特に母親との間に根深い確執があるっぽい。
だから年始&誕生日だってのに実家を避けていたが、
こうして対面した以上逃げ出すことができなくなってしまったってところか。
で、葉山は雪乃を取り巻く環境をよく知るものの、
立場の問題か信条の問題か、ただ黙って見ていることしかできない様子。
この罪悪感、劣等感が、葉山が八幡に一目置いている理由でしょうね。
まとめ
てなわけで今回は合同クリスマスイベント編のクライマックス。
敗北を経て覚醒を果たしたいろはは立派な生徒会長へと進化し、
奉仕部の関係性もようやく元通りに修復された。
留美の問題も演劇で主役を張ったことで少しは事態が好転することでしょうし、
あらゆる問題が丸っと一気に一瞬で解決したってカンジですね。
まぁここに至るまでは随分と長い道程でしたけどね。
で、残り2~3話程度というこのタイミングで物語は次へと進む。
今後はザ・人気者、葉山隼人が抱える闇についてか。
・・・八幡の抱える闇と同等かそれ以上にめんどくさそうですねw
- 関連記事
-
にほんブログ村